「地球が一番光るときに50人の仲間と一緒に歌う使命がある」と教えられたヒプノセラピー PART.1 ~頭に角をつけて仲間と輪になって癒しの歌う小人族としてのシリウスの前世~ 

2010年10月のクライアントの早苗さんのヒプノセラピーセッションをご紹介します。早苗さんは、仕事を辞めて歌を職業とする人生に向けて歩み始めたばかりでした。早苗さんは自分の魂が何を望んでいるのかを確かめたいということで、ヒプノセラピーを受講されました。

深い催眠状態に入った早苗さんが、ヒプノセラピーの中で見た前世の自分は異様な姿をしていました。足元を見ると固体と液体の中間のような柔らかくて、白く光っている地面には爬虫類のような足がありました。4本の長い指を持つ2つの足でした。
ヒプノセラピーでの前世の早苗さんは、足が真っ直ぐ伸びていて膝がありませんでした。大人の人間よりも小さく、手の指は6本ありました。白っぽい服は光っていて、つるつるしていました。三角形のスカートを頭からすっぽり被ったような服装をしていました。

服はシャボン玉のように、ときどき、虹色に変わりました。前世の早苗さんの髪の毛は黄緑色でした。肩までの長さで自然に流れる髪は、風が吹くとときおり光ってい ました。顔の輪郭は逆三角形で、アニメのムーミンに出てくる”スナフキン”のようでした。

前世の早苗さんは、茶色の瞳のぱっちりした大きな目、小さい鼻、シンプルな口をしていました。前世の彼女は食べたり、話したりしませんでした。テレパシーで人の考えも気持ちも分かりました。私は前世の姿を早苗さんから聞いていました。

すると、突然、ヒプノセラピーの中で、早苗さんは涙を流して泣き始めました。”どうして地球の人たちは分かってくれないの。あのころは楽だったのに……”。早苗さんはご両親に対して、歌のことやスピリチュアルなことに関して話題に出来ず、今までずっと心を閉ざしてきたといいます。

ヒプノセラピーの中で、私は前世の早苗さんがいる所はどこなのかを尋ね ました。”シリウス”と彼女は答えました。前世の早苗さんは、”ミカ”という名前の”歌う人”だといいます。ミカは癒しが必要な所に行って、仲間と一緒に歌うというのです。場所も人も動物も歌で癒せるというのです。

ヒプノセラピーでのミカは、頭に特徴的な1本の角をつけていました。円錐形の先に小さな球形がついている可愛らしい角でした。角は顔の大きさの半分くらいの長さでした。月の綺麗な夜は、角をつけて外に出るととてもお洒落な感じだといいます。

角は取り外しができるものでした。ヒプノセラピーでのミカは楽しい時に角をつけると勇気が出ました。皆が集まるときやお祭りなど楽しいときしか角をつけないとも話します。角をつけると皆とつながり、角の色がいろいろな色に変わる といいます。
気分が良くないときやブルーのときは歌を歌わないとミカは言います。”沈んだエネルギーが歌に乗るから”とミカはその理由を話しました。シリウスでのミカは角をつけて、仲間5~6人と手を繋ぎ、輪になって歌うといいます。
ヒプノセラピーの中で、この頃から早苗さんの体にシリウスの前世のミカがウォーク・インして、完全にミカの意識で話していました。早苗さんは可愛らしい口調で話すようになりました。私がシリウスでのミカの種族について質問しました。

仲間の種族を識別する名前はなく、”小人族”と呼ばれているようでした。シリウスには巨人やグレイのような様々な外見をした宇宙存在がいるといいます。小人族は、黄緑色の髪をして、生まれたときから歌って癒 す仕事をする種族だというのです。

~つづく~

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