波長の法則とは、簡単に説明すると、「同じ仲間同士が引き寄せあう」というもの。
ラジオを聴くときには、自分の聞きたい放送局の周波数にチャンネルを合わせて番組を聴きますよね？
ラジオのチャンネルは好きな局に合わせられるけれど、私達は自分の状態に見合った局（人・物・状況など）にしかチャンネルを合わせることが出来ません。

同じ周波数のもの同士が引き寄せあう、これは宇宙の基本的な法則です。
太陽が東から昇って西へ沈むのと同じように、例外なく波長の法則はいつでも働いているのです。
いつも笑顔でいる人は、笑顔になってしまうようなことがおきます。

「私っていつも損ばかり」と思っている人には「ほら、やっぱり！」と損するようなことがおきます。
「嬉しい、楽しい」と思って暮らしている人には、嬉しくて楽しいことがおこります。
自分の状態から引き寄せるだろう結果を想像できると同時に、現在の環境や出来事から自分自身の状態を知ることも出来ます。

そしてもちろん、人間対霊でもこの法則は完璧に働いているのです。
私がスピリチュアリズムを学ぶ以前、霊感だけはあるのに自分をコントロールする知恵も力も無く、自分の人生に不満だらけで生きていた為、お付き合いする（笑）霊はすべてネガティブな方々ばかりでした。
子供の頃から金縛りは当たり前で、知らない誰か（霊）が寝ている私にのしかかり首を絞めてきたり（笑）
運転中は突然交通事故の場面が見えて人が車に飛び込んできたり（実際はその時に事故が起こったわけではない）

心から望んだわけでもないのに、お酒を飲めば記憶がなくなるまで飲み、ギャンブルを始めると2日も飲まず食わずの挙句寝ずにやりっぱなし。
後から善霊に聞いたところによると、私の波長に同調した霊が私の身体を使って一緒に飲んでギャンブルしていたそうです（笑）。

その時は身動きとれず、後から素面になるともの凄い後悔に襲われて自分を責める日々でした。
ポルターガイスト現象もひどく、ぐっすり寝入っていた真夜中の2時に突然ドライヤーが勝手にスイッチオンされたり、深夜にテレビを見ているとチャンネルが勝手に変わってしまい、戻してもすぐ変えられます。

音量を最大限まで上げられてしまい、下げてもまた上げられての繰り返し。テレビを主電源から消しても消してもすぐについてしまい小一時間やりあったことも。
最初は怖かったんですが、最後はけんか腰でした（笑）

その後、スピリチュアリズムと出会い、「波長の法則」を知り、「ああ、私は被害者でなく、私が全てを招いていたんだ」と目から鱗が落ちたのです。
その途端、いっさいのネガティブな霊現象がなくなり、善霊達との交流が始まったのです。

人間関係も、人間と霊との関係も、人間と出来事の関係もすべて波長の法則に基づいているのです。
この事実を理解すれば、相手や状況を無理やり変えようと頑張ることで疲れ果てる必要がなくなります。
そう、何かを変えたいときは、自分を変えればいいだけだとわかるのです。
主導権が自分以外にあるととても苦しいものですがいつもどんな時も、自分しだいで全てが変えられるというのは私たちに与えられた大きなプレゼントです。