魂を動かすヒーリング・グッズ PART.6~体内のチャクラを活性化する「シンギング・ボウル」

「手のひらに乗る宇宙!
」
そんなダイナミズムあふれる愛称でよばれるのはこのシンギング・ボウル。
本来はチベットの高僧や尼僧が宗教的な儀式や瞑想の際に用いるだけの聖具だったが、その高いヒーリング効果が見いだされて以来、世界中のヒーラーにも使われるようになった。

基本的にシンギング・ボウルは、チベット密教に伝わる、伝統の法具。
水星を象徴する水銀,火星を表わす銅,木星を表わす錫,土星を表わす鉛,金星を 表わす鉄,地球を表わす真鍮、の7種類の金属で作られている。水銀や鉛は毒性があるのでごく微量だけ含まれるが、人体には影響はないため、手の上に乗 せて宇宙を感じることができる。

その音のメカニズムとしては、シンギング・ボウルを叩くと、振動音と共鳴によるうねり音が同時に聴こえてくる。
またシンギング・ボウルの淵をス ティックで円を描くように滑らせていくと、共鳴音が倍化し続ける。このうねりのような共鳴音が脳波をベータ波からアルファー波へと導き、覚醒の状態から瞑 想の状態に移行することができるとされている。
このうねり音に耳をかたむけていると、呼吸や脈拍数が長くなり、体内のチャクラを活性化させる効果も生む。