ライフスタイルデザイナー高橋克彰の“ウェルネスのセンスを磨く” PART.1~高橋克彰とは何者?

みなさま、はじめまして。
この度、TrinityWEBにて記事を書かせていただくことになりました、高橋克彰と申します。
どうぞお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
ところどころ言葉遣いがラフになってしまうところがあるかもしれませんが、どうかご容赦ください。

今回は初めてなので、簡単に僕の自己紹介からさせていただきます。
僕が伝えて行きたいメインテーマは【健康と経済】です。そしてそこから派生して、栄養や睡眠、美容、スパなど、僕の経験などを踏まえて幅広くお伝えしていきたいと思います。

僕の経歴を話すと、人から「変わっている」とよく言われます。僕自身は変わっていると思ったことはそんなにないですが。
僕は防衛大学校という大学を卒業しています。ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、防衛大学校は自衛隊のキャリア組を育成する大学ですね。
僕がなんでこの大学に入ったかというと……、ほぼここしか知らなかったんです……。小さい頃から防衛大学校に行くことを刷り込まれていましたから。

僕が大学受験をした大学は2つ。
防衛大学校と海上保安大学校です。海上保安大学校は海の警察のキャリア組を育成する大学です。今考えると、かなりかたよっていたと思います。

大学2年生になるときに陸・海・空のどれに進むかを決めなければなりません。僕は海を希望しました。
なぜか……。
海軍は艦艇がメインですが、艦艇にはヘリコプターが搭載されているものがあります。このヘリコプターのパイロットをやりたかったんです。
その理由は、
単純に空へのあこがれと、
カッコよかったから。
女の子にモテそうだったから。
そして、お給料が良かったから、です。
艦艇搭載ヘリのパイロットは、船の乗り組み手当にプラスして、パイロットの手当も付くので、基本給の2倍近くになるんです。動機が不純なのか、それともリアリティがあるのか。

2年生になった直後に、カッター訓練という厳しい訓練があります。カッターって知らないですよね。短艇って言って、12人で船を漕ぐスポーツです。ところが、この訓練で腰椎椎間板ヘルニアになってしまいました。これであえなくパイロット適正は剥奪……。

これが生まれて初めての人生の大きな挫折でした。同時に初めて自分自身の将来と向き合います。
なぜ自分が大学に入ったのか?
自分がしたいことは何なのか?
自分のすべきことは何なのか?

大学3年生の時に、友人がシスアドか何かの資格と取ったと騒いでいて、
「資格かあ〜。」、と思って調べていたら、【アロマテラピー検定】なるものを発見!
「おお!これなら取れそうだし、いい香りでもしたら女の子にもモテそう☆」ということで、勉強開始。動機がいたってこういった感じなんですね。

でも、そこからなぜだか癒しや美容に興味を持ち始めたんです。
大学卒業後、幹部候補生学校という学校に進むのですが、その夏休みにタイのプーケットに行きました。そこで初めて「スパ」を体験したんです。

当時、日本にもデイスパ、ホテルスパが入り始めて、行ってみたいなあという興味はあったのですが、日本で男性がスパに行くのは当時はまだ恥ずかしかった時代でした。プーケットで行ったスパに僕は無性に感動して、なぜかスパをビジネスとしてやりたいと考えるようになりました。
スパは現場が要(かなめ)の仕事ということは分かっていましたから、「まずは現場から学ぼう!」ということで、自衛隊を辞めてスパセラピストを育成する学校に入りました。(なんか簡単に書いていますが、もうこの間にすんごいバトルとドラマがあったんですよ! 自衛隊辞めたら親から勘当されましたし)

その後、スパセラピストや様々な経験をするなかで、栄養や睡眠など、ウェルネス全般のことについて見識を深めていくことなり、それを人に伝えていくことが好きになっていったんです。
というような経緯です。

アロマテラピーを仕事にされている方の話を聞くと、「毎日ハードワークで、心身ともにボロボロの時にアロマと出会って救われたんです!」というような方をよく聞きますが、僕はもっぱら動機があまりキレイでないというか。スパもビジネスとして捉えたんですね。
僕が健康や美容の道へと足を踏み入れたのは、決してキレイな理由や、ドラマティックな出来事がトリガーとなって進んだわけではありません。けれど今こうしてライフワークとしているのもまた事実なのです。

健康や美に関する情報はこの現代の情報化社会にあふれています。それらをすべて自分に取り入れることは不可能。なぜなら情報量が膨大すぎるからです。現代において人が1日で手に入れられる情報量は、江戸時代の人が一生のうちで得られる情報と同じ量である、と言われるほど。
また、情報同士が相反するものも多いです。
相反する情報を両方取り入れて実践できるほど人間は器用ではありませんし、芯がぶれてしまいます。

大事なのは世の中にあふれた情報から、
「どれが正しいのか」
「どれが自分に必要なのか」
「どれが自分の未来を明るいものにするのか」
これを自分で精査する能力です。

今後の日本の教育もここが一番のテーマにきっとなっていくでしょう。
僕の提供する情報も世の中にあふれた情報の1つだと思ってください。
取り入れるか、取り入れないかは読む人のセンスです。

ただ僕が願うのは、僕が提供する情報がみなさまへの気づきとなり、健康で幸福に満ちあふれたライフスタイル「ウェルネス・ライフスタイル」のために、何かたった1つでも、ご自身のものとして取り入れていただければ、これ以上の喜びはありません。

そして同時に、みなさまに情報を取捨選択するセンスを磨く1つのきっかけとなれば嬉しく思います。
これからどうぞよろしくお願い致します。