私が体感したことをお伝えします「杉本彩のスピリチュアル エレガンス」

「セクシー」や「情熱的」といった印象が強い大人の女性・杉本彩さん。確かにそれも杉本さんの一部ですが、それは氷山の一角に過ぎません。実際の彼女はとても知的で、イノセント。見る角度によって受け手に違った顔を見せる、キラキラと輝くプリズムのような多面体を持っているのです。そんな杉本さんの「スピリチュアル」な面をTRINITYのwebで綴っていただくことになりました!第1回はスピリチュアルな世界を全く信じていなかった杉本さんに起こったある変化についてのお話です。

私を変えた下ヨシ子先生との出会い

数年前までの私は、完全な無神論者でした。死んだら終わり、肉体は灰になり、心は無になり、何も残らないと。だからといって先祖教養を怠っていたわけではないんですが、それはあくまでも習慣やしきたりの域を出ないものでした。そんな私の考えを一変することになったのが、下ヨシ子先生との出会いです。ある番組でお会いして、翌週の未来予知をされ、驚くほどに当たってしまい、それがきっかけで下先生に興味を持ったのでした。それから半年後、先生とお会いする機会ができ、初めて浄霊体験をしたのです。浄霊とは、その人に憑いている邪気や未成仏霊を浄化し、成仏できるように導いてあげることです。最初はもちろん半信半疑でした。先生がお経を唱えられ、私に憑いている霊に話しかけられた直後、私のなかから私でない誰かの感情が溢れ出し、嗚咽し始めたのです。嗚咽はさらに号泣へと変わりましたが、意外にも自分の心は冷静に、この感情は一体誰のものなのだろうと考えたりしています。自分のなかに二つの心が同時に存在している感覚です。先生の問いかけに頷いたり拒否したり、また私の声で答えたり、信じられないことが自分に起こり、目に見えないものの存在と私たちが生きている世界とは別の世界が存在することを認めざるを得ません。

本当の豊かさ、真の幸せの形とは

二十代の頃、一度だけ不思議な体験をしたことがあるのですが、それでも無神論者だった私は、ただの木のせいと認めてはいなかったのです。そういう世界を信じている私はちょっとヘンな人、と思っていたほどでした。そんな私ですが、実は元々霊媒体質であったようで、一度認めてしまうと、周波数があったようにいろいろと感じるようになりました。それからはかなり不思議な体験の連続です。私は人に同情しやすい性格であることが災いして、悲しみを持った魂を呼び寄せてしまうところがあります。同情とは違うのです。しかし、まだまだ頭ではわかっていても、自分の本来の性格を変えるのは大変です。日常生活においても、怒りや悲しみなどのマイナスの感情が自分が思っている以上に激しくわいてきたとき、昔は私の感情の起状がただ激しいのだと思いこんでいたのです。もちろん感情は元々激しいのですが、必要以上にエスカレートしてしまう時は、自分でない誰かの感情も同時に作用していると感じていることができるので、今では随分穏やかになったように思います。 こうやってスピリチュアルの世界を知ることで、自分をさらに客観的に見つめることができるようになりました。それは同時に、自分以外の他人に対しても寛容になることができ、許すという心に繋がっていくのを感じます。たとえ肉体は滅びても魂は永遠です。あの世の幸せに物質的豊かさはなんの意味も成しません。ですから、魂の存在を知ると、真の幸せとは何かが見えてきます。自分に恥じない生き方をし、自分の魂を清らかに保つ努力をすること…幸せとはそこに集約されているのだと思います。

 

PROFILE すぎもとあや 京都生まれ。1987年、東レ水着キャンペーンガールでデビュー。女優、ダンサー、小説家として幅広く活躍。自身がプロデュースしたスキンケアアブタンド「アンデスティノ」や女性のためにこだわり抜いていたブランド「アンパーサジュ」でランジェリーや香水を展開する。「生きる喜びや情熱を、もっと皆で分かち合いたい」という信念をこめ「日本人ラテン化計画」を推進。また大の猫好きであり、ボランティアで捨て猫の保護活動をはじめる。毛皮に反対してファッションブランド「Dear Elsa」を立ち上げ、最近では「PETA」(動物の理論的扱いを求める人々の会)の反毛皮広告のモデルとして、ほぼ全裸で無償出演した。公式HP http://www.office-aya.co.jp/  aya-sugimoto.at.webry.info/

 

NEWS  TANGO NOSTALGIA vol.2  開催決定 杉本彩 情念 「魂の郷愁」をテーマに昨年からスタートした「タンゴノスタルジア」。今年5月に公開された昭和の阿部定事件をモチーフにした映画「JOHNEN 定の愛」に触発され、今年は女の情念をテーマに踊る。待望のタンゴショー! 日時:2008年11月21日(金)~11月24日(月) 場所:品川プリンスホテルアネックスタワー3F「クラブex(エックス)」 料金:フロア席1,5000円(ドリンク付き)バルコニー席1テーブル(4名)100,000円(フード・ドリンク付)※11月21日、24日のバルコニー席は完売 主催:オフィス彩 協力:アンデスティノ 後援:外務省 アンデンチン大使館 詳細はこちら http:www.office-aya.co.jp/  tanago2/index.html