私がマクロビオティックにおいて目指すもの PART.1

私自身、通常は玄米菜食をベースに生活をしておりますが、外食もしますし、移動などで時間がないときなどは、立ち食いそば屋さんに寄ることもあります。
その際には私は、かけそば、わかめそば、たぬきそば、などが多くはなるのですが、一般的にも、外食に対しては賛否両論あるかとは思います。
オーガニックではない、ケミカルである、産地はどこなのか、肉や魚・乳製品や卵が使われている、などなど。
現実問題としましては、人間にとって玄米菜食が理想であり、目標であると考えています。

ですが、少量ではあっても、私ももちろん肉や魚を食べることはありますし、お店の趣向や共に食事をする方の好みであるとか、それら全部を否定する気持ちはありませんし、家族と焼肉に行くこともあります。ただやはり無理なときは無理ですし、無理な食材は無理だったりしますので、その時は正直に謝ることにしています。
また、いつもではないのですが、焼肉屋さんに行って私だけまったく肉を食べずに終わることもあり、大変失礼なことだとは承知しているのですが、焼肉屋さんもメニューが豊富に揃っていらっしゃるので、ありがたく食事を楽しませていただいております。

けっこう、調子がすごく良くて、一時的にものすごくエネルギーが必要だったり、もしくは、ちょっと今日のスケジュールや体調的にエネルギーが足りない……、なんていうときは本当に動物性そのものよりも、動物性のものを出汁やスープに使っているお蕎麦やパスタ類などは手軽で便利で、エネルギーも一気に上がりますし、また出汁とスープ以外は植物性にしようと思えば出来なくもないので、有り難く寄らせていただいております。

ケミカルである、動物性であるからと、それらのすべてを避けることは現代の生活ではほぼ不可能であり、私個人の考えですが、現代の人間の体にはそれらを摂る習慣も組み込まれているため、エネルギーとして必要な場合もありますし、人間の体そのものも「ある程度は」取り入れることが出来るようにつくられているはずなんです。
ただ摂り過ぎは禁物なのと、やはり人間という哺乳類の動物が異種の動物の肉を食べたり、受精卵であるはずの卵を食べることには私は抵抗があります。

私自身もちろん食べたことはないですけれど、人肉の消化吸収というのは人体にとって、あらゆる動物のものの中では、抵抗が少ないものなのではないかと考えています。

過激な表現ではありますが、異種の動物のものを食べるのであれば、本来は同じ人間同士の肉や卵や乳を食べることが人間には一番合うはずで、(実際、幼い頃は母乳を飲んで育ちますよね)ですがそれらを日常に食べてしまうことは、人類への、祖先・子孫への、そして神への冒瀆になるのは明らかですので、代替品として異種動物を食べる習慣が生まれたと考えられますし、古来より狩猟が行われていた事も考えますと、現代の人間や日本人にも、多くは難しいですが、ある程度の量は必要であるはずとも考えられます。
ですが、やはり異種は異種。そして同じ赤い血が流れる生き物としては人間と同種であり共食いになるとも考えています。

すべての生き物においては、その肉や脂、血液や内臓にいたるまで、その個性やエネルギーを表していますし、それぞれがそれぞれの種に応じて食事をし、その体を作り上げていますので、その食事内容にいたるまで食べた人間の体の中に入るのであれば、その生き物そのものの消化吸収にはより大きなエネルギーが必要となるでしょうし、その生き物そのものが人体に入り続けることが場合によっては、その生き物に成り代わってしまう可能性も否定はできません。

PART.2に続く