実はメソポタミア文明にもあった「吸い玉療法=カッピング」を自宅で試したら

慢性の腰痛を抱えてかれこれ7、8年。20代の頃は腰痛とは無縁だった私も、年齢とともに徐々に腰や背中、肩こりが慢性化し、整体、接骨院、鍼灸院、整形外科、ヨガ、ピラティス、自力整体などさまざまなものを試してきました。そんな時、知人に紹介してもらったのがカッピング。最初は「カッピング? 何それ?」が、今ではすっかりカッピングの虜に。マイカッピングも所有し、手放せないほどです。

カッピングとは、「吸い玉療法」とも呼ばれ、日本でも民間療法として昔から使われてきました。古くは紀元前メソポタミア文明やギリシャでも動物の角や陶磁器などを利用して使われていたそう。使用方法は、ガラスやプラスチックのカップを皮膚にあて、ポンプでカップの中の空気を抜き、真空に近い状態にします。皮膚が引っ張られることにより、表皮付近の毛細血管内に滞っていたドロドロした血が皮膚の表面まで引き上げられ、血流・血行を良くし、免疫力の強化、内臓強化、さらにデトックス効果もあるそうです。

整体院で初めてカッピングを体験した時は、痛気持ち良い刺激があり、凝りの酷いところは大変痛く感じましたが、筋肉の奥の方にある疲れやコリがスーッと取れるような感じ。血行が悪く凝っている所は、赤黒い色にカップの痕がついたり、皮膚が盛り上がったりします。初回は背中じゅうに赤黒い痕がつき、家族も驚いていましたが、1~10日間あればすっかり元通りに戻ります。お肌がつるつるに、シワも目立たなくなっていました!女子には嬉しい美肌効果もあるようです。

その後もカッピングに通っていましたが、腰痛がひどく治療に通えないこともしばしば。これは自分でカッピングを買ってしまおうと早速ネットで検索。電動ポンプでカップのなかの空気を抜くような高価なものもありますが、お手頃な17個セット、手動ポンプタイプ(韓国製)を購入しました。

3日後、待望のカッピングセットが韓国から届き、ケースを開けると、透明のプラスチックのカップがきれいに並んでいます。自分でもやりやすいようにカップ横にも吸い口があり、延長ホースつきなので、背中や肩など手の届きにくいところにも簡単に届きます。たくさん歩いた日は足にカッピングして就寝。むくみも減り、翌朝はスッキリ起きられます。


セルフケアで健康を維持できる強い味方、カッピング、我が家では毎晩お世話になっています。

JOYカップ(株式会社JOYさん)
http://www.joysns.jp/