レイ・チャンドラン ガーナ共和国でのプラネタリーヒーリング PART.4

セレモニーの後、邸宅からフリーダムスクエアに向かいました。
ここはフリーダム・リトリートと呼ばれる聖ジャーメインとレディ・ポーシアの5次元のリトリートが位置する場所でもあります。

その後、ガーナ国家創始者のメモリアルパークに行きました。庭園には、アメリカ、イギリス、アフリカ諸国、インド、日本など世界各国の政府高官が植えた多くの樹がありました。そのなかの樹の根元に豊かさの意識のエネルギーをプログラムしたクリスタルを埋めました。
その夜は、友人が50人ほどを集め、一般向けの講演会を行うことになっていました。メタトロンをチャネリングしましたが、目を開けながら話すことができました。
メッセージはとてもシンプルなもので、思考の力が現実を変えること、そして、思考や信念によってどのように未来をつくり出しているかについてでした。そのほか、聖ジャーメインがガーナはほかの国に対して経済的な奴隷となるようなことを許可してはならない、というようなメッセージを伝えました。

国営博物館にも行きました。僻地にあり、ほとんどの人がその存在を知りません。着いてみると、見学者は私1人でした。その博物館は典型的なガーナの生活を紹介する様々なものが置かれていましたが、奴隷貿易のルートと歴史というセクションもありました。
ここには、刻印を押すアイロンや足かせ、首かせ、手錠など、奴隷に使用された道具が展示され、子供用の手錠まであり、娘のことを思い出して涙が出てきました。ほかにも、奴隷に使われた鞭や、奴隷を捕まえるためにつかわれた弓矢などが並んでいました。

壁の大きなキャンバスには奴隷貿易の様子が描かれていました。足の鎖を巨大な木につながれ数日間も置きざりにされている様子、収容所に入れられる前に川に浸けられている様子などもありました。この博物館の想像を超えるような展示品は、人間が人間に対してどのようにしてここまで残酷、野蛮な行為ができたのかという疑問を、訪れるすべての人の心に投げかけることでしょう。奴隷貿易は地球の歴史のなかでも最も闇の深い出来事のひとつです。

ガーナでの最後の二日間、再度テマの街に導かれました。ここでは、誰もいない土手を見つけ「再コード化」のシンボルを描きました。地球の新しいテンプレートを活性化するためのものです。
そして、アークトゥルスのエーテルクリスタルを設定してから、2つのプログラム化クリスタルを埋めました。
ひとつはアセンションのエネルギー、もう一つは新しいタイムラインとつながるエネルギーをプログラム化したものです。

クリスタルを地面に設定したとき、15年から25年後のガーナの未来を見ることができました。
これからのガーナの成長の可能性を垣間見たとても印象的な出来事でした。
このヴィジョンによりこの変革のプロセスに深いレベルで関与できたことに関する大きな喜びで包まれることになりました。

~つづく~

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