「カラ元気も、もう限界……」そんなあなたに、本当のエネルギー充てん法を教えます。

毎日残業で帰宅が遅い、子育てと家事に追われている──。
今の女性たちは忙しすぎて、精根尽き果てているのが現状です。それでも会社では笑顔と成果の両方を期待され、家庭では子どもたちに声を荒げないようにしながら、毎日の家事をこなさなければなりません。
ドリンク剤などで元気を駆り立てている人もいるのではないでしょうか。

元気いっぱい、笑顔でいたいと思っても、なかなかできないのは、あなたのせいではありません。エネルギーを浪費しない暮らし方、元気をチャージする正しい方法を知らないからです。

「エネルギー=気」を正しく効率的に取り入れ、元気な身体と心を作るための方法。それが「気功」です。
「気功」と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?
「厳しい修行」「神秘的」「難しそう」などなど、自分には全く縁のないものと考える人のほうが多いかもしれません。

しかしよくよく考えてみると、私たちは「気=エネルギー」の中で生きているのがわかるはず。無数の命を育んでいる宇宙自体が、エネルギーの集合体です。その中で生きている私たちにとって、「気」はとても身近な存在なのです。

「気功」は中国数千年の歴史の中で研究されてきただけあって、その効果は絶大です。
しかも短時間で簡単にできる功法もたくさんあるので、すぐに実践できます。

ここでご紹介するのは、都内他各所に教室を持つ「氣功療法研究所」の太学功氣功。主宰する丁治紅先生は、40年以上も修行を続け、延5000人以上もの生徒たちを指導してきた実力者です。
『病気を自分で治せる気のパワー』(三笠書房)などの著書を持つほか、最近では健康雑誌『安心』の4月号から6月号(現在発売中)までの3号連続で、ダイエット特集にて紹介されました。

丁先生は、教室の生徒たちに「楽しくなければ気功じゃない」といつも話しているそうです。
「気功は、苦行ではなく、楽行です。苦行は間違った方法なんです。続かなければ、意味がないですから。まずは簡単な方法を試してみてください。必ず効果があるはず」

実際に丁先生の教室には「難病が治癒した」「ダイエットに成功した」「あきらめていた子宝を授かった」という生徒がたくさんいるのだとか。
そんなみなさんが口をそろえて言うのは、「気功」のおかげで体だけでなく心にも元気がみなぎり、毎日をイキイキ楽しく過ごすことができるようになった、ということだそうです。

元気があれば、人は小さなことで悩むこともなくなり、いつも笑顔でいられるもの。人間関係も自然とうまくいくようになります。
「気功」の実践により自分自身をコントロールできるようになれば、仕事も家事もサクサク進み、子どもにイライラすることなく、夢に向かってぐんぐん進めるように──。
丁治紅 Tei Zikou
太学功氣功療法研究所会長。1960年、中国・上海に生まれる。6歳の頃から高名な師のもとで厳しい修行を積み、中国皇帝に独占されてきた、究極の気功「太学功」を唯一、継承する。80年、太学功普及のため、「太学功研究会」を創設。道教・儒教・仏教・西洋医学・東洋医学を包括する太学功の理論をより深め、学校・病院にて指導にあたる。
88年に来日し、「太学功氣功療法研究所」を開設。「治療法がない」「経過を観察するしかない」と医師に匙を投げられた難病に悩む多くの人たちを快癒させる。また、気功法の指導、気功師の育成にも力を注ぎ、「病気にならない体づくり」「究極のアンチエイジング法」を伝えている。著書に『若返り気功術』(河出書房新社)がある。
http://www.kiko-kenkyujo.com/

(文・吉村千穂)