★四柱推命のプロ・香月彩寧の見解、『徳を積む』方法。Vol.3~四柱推命で観るプチ不調について~

東洋医学でいう「未病」の症状は身体からのサインです! 自律神経のバランス崩れてませんか?

なんとなく身体が怠い……。
病院へ行くほどでも無いけれど、寝ても疲れが取れない。身体に良いとされるサプリメントを飲んでいるのに、周りの同じ年代の友達の方が若々しく元気に見える……。

思い切って病院へ行ってみると「疲れですね」「ストレスですね」「自律神経の乱れ」「そろそろ更年期ですね」など西洋医学では特別な治療が必要な病気では無くても、東洋医学では「未病」と言うものにあたり、今の身体からのサインに耳を傾けて、大きな病気になる前に今の生活習慣、自律神経を整える時期が来ていると考えてみてください。

成人の血管はすべてつなぐと、その長さは10万キロメートル。地球の直径の約10倍近くにもなり、その膨大な長さの血管すべてに沿って自律神経が走っていて、全身を巡っている血管の動きをコントロールしています。

仕事にやりがいがある。また期待があって頑張れる。なおかつ仕事が好きであると人は、ついつい仕事を優先して自分の身体を後回しにしています。

そして気がつけば自分の心身を削ってしまい、自律神経のバランスの乱れとなって、さまざまな症状を作ってしまうと言われています。

身体を大切にすると言うのは、身体を休めるということではありません。

身体が本来持っている機能を、充分に働かせることができる状態に整えるということです。

どのように休みどのように動くか。これが自律神経のバランス、つまり交感神経と副交感神経のバランスです。

四柱推命では、交感神経副交感神経。この陰陽のバランスは、陽の交感神経が体を支配すると、身体はアクティブな状態になり、陰の副交感神経が支配すると体はリラックス状態になります。

一番理想のバランスは、交感神経と副交感神経が共に高い状態で1対1のバランスであり、また一番病気になりやすい状態は、交感神経が高く、副交感神経が極端に低い時です。

現在では陰のバランスが悪い方が多く、上質な睡眠、上質な休暇が取れていない人が多いといわれています。

寝る体制に入って目を閉じても、頭には次から次へといろんな事柄が浮かんでは消え、また浮かんでは消え……。なかなか完全な陰の状態に入れずにいたり。そんな時は自分の呼吸だけに意識を傾けてみるのも良い方法です

五行でいう、の人。もしくは木を必要としたり大過している人は、神経・脳を休ませる方向へ。

の人は、体の体温や全身バランスの客観視が必要。

の人は、皮膚の状態をチェックしてみると内臓の状態が見えてきます。

の人は、腸の調子に意識をむけて。

の人は、血流・リンパ・むくみをチェック。

自分の身体の弱い部分でもあり、そこから改善する事により、今の不調が自然と消えていく可能性が高いです。

今すぐにでも、簡単にできる健康管理がたくさんありますので、日々自分の身体に向き合い、徳を積む自律神経のバランスの取り方。

徳を積む生活習慣に意識をむけてみると、健康な未来が待っています。