スピリチュアル・ライター&ヒーラー並木由紀の最新スピリチュアル・レポートPART.1

スピリチュアル・ライター&ヒーラー並木由紀の最新スピリチュアル・レポートPART.1

みなさま、はじめまして。
スピリチュアル・ライター、そしてヒーラーとして活動している並木由紀と申します。
ライターとして世界で活躍するヒーラーやセラピストの方にインタビューして記事を書かせていただいたりしています。

そんな仕事柄、幸いにもさまざまなワークショップに参加したり、世界レベルのヒーラーの方と直接お話しさせていただく機会が多かったりするのですが、「すごい!」「ふつうの人にはできない!」と思われるようなサイキックな能力を「誰でも練習すればできますよ」「誰もが持っている能力なんです」とサラリとお話しされることが多いのには、いろいろな意味で驚きます。

まずひとつは、「サイキック能力は誰でも持っているひとつの能力?」ということ。
そしてもうひとつは、「私ってすごいでしょう」と自慢するエゴを彼らが持っていないということです。

2012年になったいまでこそ、ヒーリングやパワースポットというスピリチュアルなことが日常に少しずつ溶け込んではきましたが、一昔前、それらは日常とは隔絶されたところにありました。書店でも「精神世界」とカテゴライズされ奥まった薄暗いところにアヤシイ本として並べられていて、せいぜい日常に溶け込んでいたのは、雑誌や新聞にも必ず掲載されていた星占いぐらいでしょうか。
片思いを成就させたいから「パワースポットの○○神社へ行こう!」「ローズクオーツでブレスレットを作ろう!」という気軽な感じで、スピリチュアルが日常に取り入れられるようになってきたのはごく最近のことだと思います。

そして、「サイキック」という言葉は、日本語では「超能力」と訳されていますし、これに関してはいまでもなんだか特別な才能のように捉えられているのではないでしょうか。それらは、ごく一部の人たちしか持っていない才能で、「チャネリングできる人はすごいんだ」「前世をリーディングできる人ってすごいね」的な感覚が、まだまだあるように思うのです。
その感覚は「英語が喋れるんだ、すごいね」「こんなにおいしい料理を作れるなんてすごいね」とは、ちょっと別な感じの「すごいね」ではないでしょうか。たとえて言うなら、「ワールドカップの決勝戦でハットトリック決めるなんてすごいね」的な、私たちとはかけ離れた世界のできごとのような捉え方です(そんなこと言ったら、サッカー選手の方から「誰もが持っている能力で、自分は努力しただけです」という突っ込みが入りそうですが)。

そのように捉えてしまうのは、やはりスピリチュアルな世界と日常の世界を分離してしまっている偏見なのかもしれません。そしてまた、そのように捉えることは「教祖様」を作って崇めてしまう恐れもあるのです。

世界レベルのヒーラーの方たちと接していて感じるのは、そこの点をわかった上で、自分がクライアントをコントロールしてしまわないように、クライアントと同じ位置にいることをきちんと訓練されているな、ということです。
もし、クライアントがヒーラーやティーチャーを教祖と崇めてしまったら、そのヒーラーの言うことしか聞かなくなり、信じなくなりますが、これはとても危険なことでしょう。

世の中には、いろいろな考え方があり、それを受け入れるか受け入れないかは個人の自由であり、それを許さないのは洗脳でしかないのです。

私は素晴らしい世界レベルのヒーラーの方を見ると、心の中で「すごいな」とやはり思ってしまいます。
しかし、それと同時に「サイキック能力は誰もが持っている」ということ、「誰かが上で誰かが下ということはない、みんな同じである」ということを思い出させてくれる彼らをすごいなと尊敬するのです。

私自身も、ティーチャーとして教える機会にお伝えするように心がけているのは、やはりエゴを出さないことです。

スピリチュアル系のワークショップに参加して、いままで自分にはできないと思っていた「チャネリング」や「リーディング」できたら、やはり「私すごい!」と嬉しくなってしまう気持ちもわかります。
でも、それも「おいしい料理が作れた、私すごい!」ぐらいの感覚で捉えられるようになれば、本当の意味でスピリチュアルが日常に溶け込んでいるということにもなるでしょう。そして、そんなふうに思えたら、エゴに左右されないセラピーができるようになるのではないかと思っています。

さて、前置きが長くなってしまいましたが……。

仕事を通じて私が出会った素晴らしいヒーラーやティーチャーの方、そのワークショップ、書籍について。そして、私自身が体験したセラピーや、前世について。ふだん、私がティーチャーとしてクライアントさんにお話しさせていただいていることなど、この場をお借りして、少しずつお話しできたらと思っています。