Ⅹ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング!

朝は大切な一日のスタートです。 是非、毎日の朝食にフード(風土)ヒーリングを取り入れて、健やかな一日をお過ごしください。

前回は、伝統食から穀物の大切さが見えてきました。主食の意味は「ご飯」がメインという事と、太陽のエネルギーをいっぱい吸い込んだ「光のご馳走」ということ、「稲=イ・ネ」は命の根源で重要な食べ物でしたね。
人間の歯の割合から献立のバランスは、穀物を5割、野菜海藻類を2割、動物性食品を1割で食べることが、最も効率が良く消化吸収しやすいと解りました。

では、私たちはご飯の事をどれだけ知っているでしょうか。
もっと詳しくフード(風土)ヒーリングの原点になったご飯の事をお伝えしたいと思います。

 

~ご飯は心身の土台作り

ご飯は心身の土台をつくります。毎日の食事の中心になり、食べ過ぎても右にも左にも傾かないヤジロベイのように心身の土台作りをする大切な中庸のエネルギー源ですから、全体の半分以上を必要量とします。

昔、子供の頃は、風邪を引くとお粥を炊いて、梅干しを添えて食べて、温かくして寝ていたものです。今のように安易に風邪薬を飲んでいませんでした。毎日必要もないのに予防として飲んでいる方も時々いますが、それは薬に依存しているということでしょう。もっとご自分の自然治癒力を信じて身体の土台を整える方法(フード風土ヒーリング)を実践して欲しいと思います。

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赤ちゃんは、母乳ですが、大きくなって初めて口にして食べるのが、ご飯ですよね。
ここでもやっぱり、主食のご飯は、エネルギー源として食べられています。
赤ちゃんはまず身体より先に頭の脳を成長させるようになっているらしいですから、ご飯を食べて脳が賢くなるようですね。

そして健康な体調を維持するために、主食は副食より多くして、自律神経を整え免疫力を高めていくことが大切な要素になるようです。

ご飯は、よく噛みなさいと言われます。それは、噛むことで唾液が出てご飯を消化してくれるからです。唾液中のデンプン消化酵素によって、ご飯がブドウ糖に変化して、甘味を感じると同時に、幸せホルモンが出てきます。他にも唾液には、殺菌作用や若返りホルモンがあるそうですし、よく噛んでこめかみを動かすので頭脳明晰になるとのことです。さらに上の歯が「火=カ」で下の歯が「水=ミ」で火と水が合体して命を生むとされ「カミ=神」が発動されるとも言われているようです。

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