ココロセラピストが語る『ヤバイ人との距離感』について!?~危険人物には近づくな!~

テレビをつければ毎日何かしら犯罪関連のニュースを目にします。犯罪には出来るだけ巻き込まれないようにしたいものです。人間はついつい何の根拠もなしに「自分に限って言えば犯罪に巻き込まれるなんてあり得ない話だよ……」と思い込んでいたりするのですが、その考え方は危険です。

世の中は犯罪で溢れている!

犯罪。
楽しい話題ではありません。できればこの世から無くしてしまいたい存在の1つです。テレビをつければ毎日何かしら犯罪関連のニュースを目にします。

特に少年がらみの事件は数多く取り上げられている気がします。そうすると犯罪や事件を起こすのは少年に多いような気がしてくるかもしれません。

しかし、必ずしもそういうわけではないのです。報道されないだけで、実は結構多かったりするという話も聞いたことがあります。

そう考えると、犯罪は僕たちが知っている以外にも数は多いということです。

 

私に限って言えば、犯罪なんて縁の無い話ですよ……。

偶然犯罪に巻き込まれてしまった場合は別ですが、犯罪には出来るだけ巻き込まれないようにしたいものです。
人間はついつい何の根拠もなしに「自分に限って言えば犯罪に巻き込まれるなんてあり得ない話だよ……」と思い込んでいたりするのですが、その考え方は危険です。

僕は決して不安を煽りたいのではありません。
たとえばオレオレ詐欺(振り込み詐欺?)を考えてみるとわかるのですが、これだけ有名な手法の詐欺なのに未だにその手法は使われています。つまり何らかの理由で引っ掛かってしまう人が少なからずいるということです。

では、引っ掛かってしまった人が単純なのかというと、必ずしもそういうわけではありません。詐欺師は詐欺師で犯罪のプロ(?)なので、それなりに知恵もスキルも持っていると思った方が良いです。これは普通の職業でも同じことです。

自分の仕事は常に向上心を持ってスキルアップしますよね。嘘か本当かは定かではありませんが『オレオレ詐欺師養成学校』なるものが存在するという噂もあるくらいですからね。

裏の世界は特殊な世界ではありますが、表の世界と案外共通点もあるのかもしれません。もちろん、裏の世界の仕事なんて努力してスキルアップしなくて良いから、表の世界でみんなの役に立つスキルをアップして欲しいと思いますが……。

あまり脅かしても仕方ないですが、「必ずしも自分だけは大丈夫!」という意識は犯罪者に隙を与えてしまいますので「危険は誰にでも少なからずある!」くらいに思っていた方が良いかもしれません。

話がそれますが、毎日犯罪やその他の大きなトラブルの可能性に怯えている、もしくは不安で不安でたまらなく日常生活に支障がある、という方も稀にいらっしゃいます。

そのような心当たりのある方は、犯罪に遭う確率よりも心の状態に問題がある可能性がありますので、独りで不安を抱え込まず、カウンセリングを受けるなど、信頼できる人に相談して下さい。

 

犯罪に限らずヤバイ人からは直感を信じて縁を断つ!

危険人物と言うのは、種類がたくさんありますが大抵は直感でわかると思います。「あの人と関わると危険かもしれない……」とか「あの人には深入りしない方が良い……」とか犯罪に限ったことではありませんが、直感的に思う事があると思います。そういう時は、直感を信じてみるのも大事だと思います。

無責任に聞こえるかもしれませんが、大事なことです。今となっては死語かもしれませんが昔風に言うなら不良っていますよね。不良と関わっていると実は裏に暴走族や暴力団がいたという事もありえます。仲間と群れているわけではなく単体でも喧嘩っぱやい人等、危険な人は直ぐにわかると思います。

他にも、一見、フレンドリーだったり、低姿勢な感じだけど、いつも「お金を貸して欲しい。スロットで稼いで返すから……」などと繰り返し言う人も怪しいですよね。

ものすごく親切だけど、事あるごとにセミナーに誘って来たり、宗教勧誘して来る人も同様です。セミナーや宗教が悪いという事ではありません。普通は相手が嫌がったらしつこくしないのがセオリーです。事あるごとに勧誘して来るの人は警戒した方が良いです。

最初から、直感で「この人、ヤバそう……」ってわかることも結構あると思います。一瞬では見抜けなくても少し接していると、相手の人物像が大体想像できるようになって来ます。その際に、あなたの直感が危険シグナルを出していたら、そっと距離を置いた方が賢明です。「ホントは悪い人じゃないから……」とついつい情け心を出したくなる気持ちはわかります。しかし、犯罪者(気質の人?)は、あなたが同情しつつも相手をしてくれるであろう事も(無意識であったとしても)計算している可能性があるのです。

 

危険人物と関わりを断ちたいが
友達もその人と友達だからどうしよう……。

「でも、私は○○さんと距離をおいても良いけど、友達の××さんが共通の友達だから…」という場合もあると思います。確かに間に共通の知り合いがいると人間関係が複雑になるので少々厄介かもしれません。

もし共通の友達(××さん)が犯罪者(迷惑な人)寄りの人間だったら簡単です。どちらとも距離を置けば良いのです。

繰り返しますが「ホントは悪い人じゃないから……」と言うのは危険です。本当は悪い人では無くても少なからず迷惑行為を行っている人は改善しない限り危険人物であることには変わりありません。いつしか事件やトラブルに巻き込まれてしまうリスクは高いのです。

共通の友達(××さん)が、危険人物(○○さん)の危険性を知りつつ関係を断たない場合も、同様に双方と距離を置いた方が良いです。

犯罪やトラブルというものは、何処かで断ち切らなければ自分だけではなく、自分の大切な関係者まで巻き込んでしまう可能性があるという事を覚えておいてください。自分は大丈夫でも、自分経由で間接的に危険人物が友達につながってしまったら、それはとても恐ろしい事です。

僕も明らかに危険な人物が共通の友達にいるときは、頭を抱えます。「関わらない方が良いよ」と言うのは簡単ですが、相手が危険である決定的証拠がなければ「疑わしきを罰する人」と思われてしまうかもしれません。または「他人の悪評を流す人」と思われてしまうと、信頼関係にヒビが入ってしまいます。

確かに、疑わしきは罰せずです。しかし、たとえ自分が嫌われても仲間の身を心配しているのであれば、嫌われるのを覚悟で忠告する勇気を持つ事も大切だと思います。もし本気で伝えて縁が切れてしまったなら、それまでの縁だったのです。また、万一危険人物が本当は悪い人では無かったら、信頼関係の出来ている人間関係なら、その事を逆に本気でこちらに教えてくれると思います。

この手の問題には残念ながら正解はありません。本当に犯罪者で証拠もある場合は教えてあげた方が良いですが、グレーゾーンの場合は難しいです。ただ自分のエゴで誰かと誰かの縁を勝手に切ろうとする事だけはしないように注意してください。縁を切るかどうかの問題は最後は自分で決める事なのです。

もし、判断がつかなかった場合はカウンセラーや信頼できる誰かに相談して下さい。自分自身が見落としていた何かに気づくかもしれません。

 

犯罪者と関わらずに済むために。

犯罪に巻き込まれないようにするには、危険を察知して、そこから遠ざかる事が一番です。そして、それ以前に、犯罪者が生まれるような環境を作らないことこそが何よりも大切なのです。

犯罪者も最初から犯罪者になりたいと思っているわけでは無いと思います。きっと犯罪者になってしまうまでの何らかのプロセスがあったはずです。

国の偉い人たちが何とかしてくれるのを待つのではなく、僕たちが小さな善意を配り続ける事。その積み重ねが平和を作るのです。
みんなで思い遣りのある環境を作り続ければ、きっと世界は平和になる。僕は、そう信じています。

 

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ココロセラピストが昔話の感想文を書いてみた!~舌切雀~