この記事は、気付いている方は、とっくに気付いている事だと思うのですが。
身体、心、魂=生まれつきの性質、霊的問題、家系等あらゆる物事から総合的にカウンセリングをさせていただく、私、わたもりの元には30代後半から40代~60代くらいの方まで「結婚したい」「パートナーが欲しい」というご相談も多く寄せられます。
今回は恋愛や結婚をして幸せになる方法について書きます。
誰かと一緒になって幸せになるのはリスクが高い
男女関係なく、誰かと一緒になって幸せになろうとするより、一人の方が幸せでいられる確率は高くなります。
逆に誰かと結婚して幸せになろうというのはリスクが高いと言えます。
何故なら、相手が良い人とは限らないからです。
自分の事は自分で努力したり向上させたりできますが、相手の事は自他の境界の向こう側のものなので、自分にはどうにもできません。
結婚ともなると、相手個人が良い人でも、周囲の人や環境等が良いとは限りません。
初めは良い条件の人でも病気やケガ、リストラや倒産等、何があるか判りません。
どんなに大変でも、一緒に乗り越える気概があればそれでいいのですが、「一人は寂しいから」「老後に一人は嫌」等の理由で誰かと一緒になると、大変なものを背負う可能性も出てきます。
相手を幸せにしてあげるのも難しい
「相手の幸せが自分の幸せ。相手を幸せにしたい」という共依存(相手が喜ぶ事で自分の存在価値を見出す)丸出しの方もいらっしゃいますが、相手が幸せと感じるかは相手次第です。
自分がどんなに精いっぱい頑張っても、相手がそれを幸せに感じるとは限りません。
参考Trinity記事 恋愛・婚姻関係に見る自他の境界—わたもりのメンタルケア講座
(https://www.el-aura.com/watamori20160614/)
ずっと母親にあれこれしてもらうのが当たり前の家に育った人は、どんなにおいしい料理を作っても、部屋を綺麗にしても、口では感謝していると言っても、感覚的には「それが当たり前」なのです。
家事よりも相手が仕事でお金を稼いでくるのを望む人は、家事+仕事が出来て当たり前と考えます。
これは家庭電化製品の発達とともに、男性でも普通にしている人が多いですよね。
家事をしなくても、家事代行サービスや外食などで事足りれば、(住居地域によりますが)家事をしなくても良い社会になっています。
男女ともお金を稼ぐ能力があれば、一人でもなんとかなる世の中になっています。
自分で稼ぎ、家事も出来る人にとっては、「こんなにしてあげているのに!」と、相手に感謝や扶養を強要する人は迷惑以外の何物でもありません。
一人で自由になるお金も時間もある人にとっては、誰かと一緒になるのはリスクにしかならない場合もあります。
自分で自分を幸せにできない人が、誰かと一緒になったとしても、二人とも幸せになるのは難しいのです。
二人で幸せになる方法
自分で自分の食い扶持を稼ぎ、それに見合った生活をし、衣食住全てを自分で整えることが出来、健康な体と安定した精神を持つ一人で立てる人は、隣に誰かがいても良いし、いなくてもいいのです。
誰かと一緒にいてうまく行かない場合は、すっと離れることも可能だし、次の相手を見つけることも出来ます。
人には心があり、ダメな人や弱い人を好む方もいらっしゃいますが、自分が揺れないでいられれば、相手が何をしていても関係ありません。
ただ、相手を愛すればいいのです。
自立している人だからこそ、誰かといても幸せになれます。
難しいと思うでしょうか?
実はこれ、意外と出来ている方が沢山いらっしゃいます。
これをせず、誰かにおんぶに抱っこをしてもらう気満々の人は、スピリチュアルな学びとして、自分と同じように何もできず、しようとせず、一緒にいると大変な相手と巡り合うでしょう。
「あなたの望んでいる事は間違っているよ」と、教えるために。
多くの方のご相談をお受けしている私の印象として、経済的に独立し、一人で生きていけるように頑張っている女性と、仕事だけではなく、家事や身の回りの事を当たり前にやっている男性が増えているように思います。
そこから考えると、今は過渡期なのかもしれません。
一人の大人として自分の足で立てる男性と女性が、寄りかかり合うためではなく、対等な関係として共に生きられる未来に向けて。
その時人は、経済的都合や家政婦替わり等の不純物の無い関係で、ただ純粋に相手を愛せるのかもしれません。
参考記事 http://watamori323.blog.fc2.com/blog-entry-735.html
《わたもり さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/watamori/?c=88380