「愛」は言葉じゃない — 「愛」を求める人、口にする人〜「愛」という言葉と音

あなたは、あなたの魂は、確かに、それを知っているはずですから。
愛

ホリスティックカウンセラーのわたもりです。
皆さんは、「愛」ってどんなものだと思いますか?

 

「愛」を口にする人達

ある日、起き抜けにぼーっとSNSを見ていてふと思ったのです。

「やたらと愛っていう人ほど、自分のことしか考えていないような人が多いな」と。

これは、スピリチュアル系の本や記事に多いですね。
あと、「皆さんに愛を」と言う人ほど、仕事や健康状態や人間関係がうまく行っていないなと。

そこで、私はどうだろうと考えた時、そう言えばあまり言わないし、書かない気がすると思ったのです。

試しに2011年から書き続けているブログを「愛」で検索をかけたら、「恋愛相談」「可愛い」「愛情を求める人」
という表現に使われている「愛」ばかりでした。

メンタルケアの基本として、「自分を愛する」とはどういう事か? について解説する記事はありますが読み返してみると、「愛しましょう」とはちょっと違うニュアンスです。
自分を愛するって具体的にどういう事? — 敏感肌でも安心して使える化粧品による自己卑下の気づき

上記のような人々の、「愛が大事」「愛しましょう」という使い方はほとんど無いかもしれません。

読者やクライアント様からは「文章から愛が伝わってくる」と、よく言っていただけるのですが、私の側には「愛を伝えよう」という気がないので、内心「そうなんだ」と思うのです。
ただ普通に、読者の方に必要なことやお役に立つことを書きたいと思って書いているだけなので。

実のところ、そう言われるとなんだか、こそばゆい感じがします。

愛

 

「愛」という言葉と音

愛しましょう、とか、愛情をかけて、という人は、そういう言葉で自分に足りないものを補っているのかもしれないと思います。
言葉には音があり、音には波動があるから。

だから、そういう言葉を使うのが、悪いという事ではないのです。
物事は、良いでも悪いでもなく、ただ単にそういう状態や現象というだけ。

その現象から、その人の現状を把握し、どうしてそうなっているかを探り当てて、どうしたら健康で幸せになれるのかを一緒に考えさせていただくのが私のお仕事なのです。

その視点で考えると、やたらと「愛しましょう」という人は、愛されたい人なのかもしれないと思うのです。
愛を受け取ることが少ないか、受け取れていない人。
もしくは、自分に愛が無いと自覚している人かもしれません。

私は、「愛」は、「今ここにあるもの」だと思います。
与えるとか、与えられるとかじゃなく。
ましてや欲しがるものでは無い。

でもこれを、言葉で表現するのは難しいのです。

「愛」は言葉じゃないから。

愛

 

「愛」はいつもここにあるもの

わんこの頭をなでるおじいさんの手。
包丁で根野菜の皮をむくお婆さんのまなざし。
登校する子の背に、「気を付けて。行ってらっしゃい」とかける声。
失敗した人の肩をポンとたたいて言う軽口。
丁寧にカンナをかけた建材の木肌。
レストランで出されたおいしそうな料理。
何気なく奏でたメロディや、歌いだしの一音。

そういう何気ない日常に、無意識のうちに人は愛情をかけています。
今、愛を求める人も、きっといつか気付くでしょう。
自分にも愛があると。

もちろんこの世界が、そんなおめでたいばかりじゃないと、今までたくさんの痛い、辛い思いをしてきた私は十分すぎるくらい知っているし、世界情勢でも、悲しい辛い現実があるって、「情報」として知っているけれど。

ずるい人、汚い人、ひどい人もたくさんいるって知っているけれど。
自分のことしか考える余裕のない人も、たくさんいるって、これは、昔の私もそうだから、知っているけれど。

それでも、私の目には「愛」が映る。

いつも愛は「ここにあるもの」です。

あなたが気付かずにしている「それ」「その行為」が、愛かもしれません。

この感覚を理解するのは難しいかもしれないけれど、でも、いつか「思い出して」ください。

あなたは、あなたの魂は、確かに、それを知っているはずですから。

 

参考記事
http://watamori323.blog.fc2.com/blog-entry-597.html

 

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