「霊感やスピリチュアルな力を持て余している人がいる」と聞くと、Trinity読者の中には羨ましがる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、戸惑ったり、周囲から「頭がおかしい」と言われたり、日常生活が送れないような方もいらっしゃるのです。
本当のスピリチュアルとは、都合がいいばかりのものでは無いからです。
今回は私わたもりと私のお店のメンバーがお伝えしている「霊感があって困っている人」への対処法についてシリーズで書かせていただきます。
霊感があって困っていた頃の私
私の初回カウンセリングでは身体、心、魂＝生まれつきの性質、霊的問題、家系等広い範囲のお話をお伺いし、その方の抱える問題の根本がどこにあるのかを分析し、対処法をお伝えいたします。
お受けするカウンセリングの範囲は非常に広く、「他では絶対に判らないだろうな」と思うご相談も多く、その一つが、霊感があって困っている方のご相談です。
大抵が身体の症状や心の問題、家系の問題（「閉じる家系 —— 霊障と家系的呪い 〜 病気・苦難・霊障と家系的問題とは」参照）等が複雑に絡み合っています。
お伺いしていて思い出すのは、私も同じように昔は霊感があって困っていたと言う事です。
・お墓参りに行ったら亡くなったばかりの近所のお婆さんが憑いてきた
・金縛りに遭い黒い人影に押さえつけられた
・チャネリングして意識を失ったように頻繁に眠る・記憶がない・人が変わる
・前世で刺されて死んだ事を思い出し、その刺された部位が1週間激痛に襲われる
・龍や神仏が見えて話しかけられ、普通に魂が答えてしまう自分に戸惑う
・訳も分からず嫌な感じがして鳥肌が立つ場所で、身体が痛くなる
・幽体離脱して自分を見降ろす
一番困っていたのは「普通じゃない」事と、「何が起こっているのか判らない事」でした。
理由を知りたくてスピリチュアルの本を読んでも直感で「違う」としか感じず、頭に入りません。
日本では霊的問題をやたらと怖がりつつ面白がる文化で、その一方で霊感がある人を崇め奉るか、「頭がおかしい人」扱いするのが一般的なので、霊感がある事は出来るだけ知られないようにしていました。
霊感があって困っている人の例
当店にいらっしゃるクライアント様の霊障に関する困り事は、一筋縄じゃいかない物ばかりです。
・いつでも何処でも誰彼構わずアカシックレコードのコードが見えてしまう
・魂の来し方行く先が見えてしまう
・宇宙や宇宙船の記憶に戸惑う
・家に憑りついた魔物に常に攻撃される
・人のエネルギーが可視化され襲われるので人間関係を築けない
・現実世界、非現実世界両方の魑魅魍魎（ちみもうりょう）と常に戦っている
・霊的世界の音が常に聞こえ、うるさくて日常生活を送れない
・前世や両性具有だったときの記憶があり自分の性別が定まらない
他には、私達から見ると多少の霊感がある程度なのに、「あなたはその特別な力で人々の役に立つのがこの世に生まれた役割」と言われ、幼い頃から「修行」と称して登山、滝行、夜明け前に起きて毎日何十回も経文を唱える等させられ（その度に「お布施」を払う）まともな子ども時代を送れなかった人も何人かいます。
精神病に間違われることもあります
最初は精神病のご相談でいらした方も、実は霊障だと言う事があります。
次にあげるのは霊的問題の場合もあり、見極めは非常に難しいです。
・統合失調症＝病気の特徴が「幻聴・幻覚」なので、幽霊が見えたり聞こえたりはこう診断される
・躁うつ病＝エネルギーの出方が人と違うのでエネルギー過剰、又は、枯渇しやすい
・うつ病＝エネルギーのバリアが薄い人はエネルギーを奪われやすく、エネルギー不足から「もう生きていられない＝自殺願望」となる
・解離性障害＝チャネリングして別人のようになる、記憶がなくなるのは解離性障害の特徴に似ている
これは、医師がダメだというのではなく、西洋医学ではこう診断するのが当たり前だと言うだけです。
これをTrinityに書くのは迷いがありました。
この記事を読んだスピリチュアルカウンセラーなどが判りもしないのにマネして「それは霊障ですよ」と言い、浄化やヒーリングをすすめるなど、この情報を悪用するかもしれないと思ったからです。
そこで悪いエネルギーを受け、判ったようなことを言われ、かえってこじれる方が多いのです。
けれど、これが判らないために精神病に間違われ、本来の人生を送れない人が多い事を思うと、書くことが読者の利益につながるとも思いました。
どうか、インターネットの海の中、この記事に辿り着きますようにと願っています。
この記事は②に続きます。
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