パワーストーンの真実② パワーストーンと除霊 前半

パワーストーン

こんにちは。マユリです。

マユリさんのブログに、「石を置くと憑いている霊体が現れます。」とありますが、「具体的にどういう感じなのですか?」と質問をいただきました。

私がパワーストーンで除霊ができると知ったのは、今から20年ほど前、偶然の出来事でした。

 

霊はエネルギーの塊

そのクライアントは30代後半の男性でした。大学生のころから、全身が重だるい状態が続いていて、いろいろなボティワークやスピリチュアルにも行ってみたけれども、今一つすっきりしないとのことでした。

「この間も、有名な海外のヒーラーさんに浄化してもらったのですけど……」
みるとこの方の左側に大きな霊体がいます。彼のオーラの左側、ちょうど腰のあたりに大きなエネルギーの塊があるのです。

ちなみに、私は、スリラー映画にあるような、人の形をした幽霊が見えるわけではありません。エネルギーの塊がみえるのです。この塊は重力をもっていて、その周りは、まるで磁力にひっぱられるように、気が歪んでいます。

塊は、大きなものも小さなものも、磁力が強いものも弱いものもあります。

不思議なことにこの男性のオーラには、小さな塊はなく、巨大な塊だけがありました。おそらく、その海外のヒーラーさんは、全体的に気を流すような方法で浄化をしたのでしょう、水を流すと、小石は流れて岩が残るような感じでしょうか、それで、小さな塊は流れて、重い大きな塊だけが残ったのです。

事件は、クリスタルセラピーの石を男性の体に置き始めた時に起こりました。

 

白目をむくクライアント

第六チャクラに石を置いた時、クライアントが突然白目をむいたのです。お札を貼られた妖怪みたいな感じでしょうか……
実は、これは、悪霊が憑いている方によく起こります。憑いている霊体が、石の波動で衝撃をうけてなるのです。

といっても、そんな悪霊が憑いている方は、通常はセッションに来られません。 霊はパワーストーンの波動を大変嫌うので、事前に察知して来させないようにするのです。

たいてい、前日か当日、体調不良になります。中には、電車が止まったり、外的な理由でこれなくなる方もいます。この男性も体調不良になったのですが、関東の方で大阪までの旅費を支払い済でしたので「何としても行かねば!」と、やってきたのです。

 

霊の意志と、本人の意志がせめぎあう

余談ながら、電車が止まるレベルの方は、人霊より魔物が憑いている方が多かったように思います。神々の履歴書 第3回 神様にお願いする方法で紹介した、牛頭人身の神様が憑いていた女性は、最初の2回は乗車した電車が途中で止まってしまい、3回目でやっとお越しになりました。

霊障のある方は、「来させまい」とする霊の意志と、「行こう」とする本人の意志がせめぎ合い、本人の意志が勝った場合のみ来られるのです。

行かせまいとする霊体に対して、行かせようとする霊体が介入してくることもあります。
東北の方で、前日から体調不良に陥ったのですが、「夢に亡くなった父がでてきたので来ました」という方がいました。この方も、もし、日帰りで行けるところなら、キャンセルしていたとのことでした。

 

石の波動で、憑依体があらわれる

パワーストーン

さて、本筋に戻りましょう。

白目をむいた男性は、いったん目をつむりねむり眠りについた後、今度は、突然目を開けて、宙を見つめ始めました。もう一つの人格(憑依霊)が現れたのです。

もちろん本人に意識はないので、白目をむいたり、目を開けて宙を凝視している自覚はありません。自分は静かに寝ていたと思っています、「え? もうこんな時間?」て感じです。

私も、石にこんな作用があるとは聞いたこともなかったので、こういうことを何度か見て驚きました。

 

霊体は、強い石の波動を嫌う

いったい、なぜこんなことが起きるのでしょうか?
それは、霊体が石の波動をたいへん嫌うからです。
怖がるといってもいいかもしれません。

あるマンションエステを遠隔リーディングしたときのことでした。
どういうわけか、そのエステは大勢の霊でいっぱいだったのですが、半円を描くように霊体がいない一角がありました。

「ここに何をおいていますか?」

そこには、アメジストのクラスターがおいてありました。
その半円はアメジストのクラスターのオーラで、霊は入ってくることができず、そこをよけていたのです。

ただ、部屋においてあるだけで、霊をはじくのですから、クリスタルセラピーのように石を体の上においたら——そう! 体の中に潜んでいた霊体が、たまりかねて出てくるのです。