死にたいと思う時 — 自殺を考えている人へ〜どうして「死にたい」のかを判っていますか?

どうか、無限のインターネットの海の中、この記事に出会った意味を考えてみてください。

私の周辺では10人程の近しい人が自殺しています。
近所の人等を含めると、もっと沢山います。
「自殺」はいつも私の隣にありました。

「人間を身体・心・魂・霊的問題全てから見るホリスティックカウンセラーのわたもり」としてこの記事を書きます。

 

17歳の1年間

幼少時に身近な親族が自殺したのを皮切りに、老若男女問わず、私の周囲ではたくさんの人が自ら命を絶っています。
高校2年生の時、一つ年下の幼馴染の女の子が自殺した時は世界が壊れたかのような衝撃を受けました。
葬儀に参列しても死に顔も見れない程動揺していましたが、表面上はそう見えなかったと思います。
全ての感情が奪い去られたようで、涙がこぼれる事はあっても、泣くことが出来ませんでした。
私が自分の気持ちを文章にして書き記すようになったのは、その頃です。

今思えば、一番の衝撃は「自分で死ぬことが出来るんだ」と知ってしまった事でした。

それからの1年間、私は生と死のはざまにある薄い紙の淵のような細いところを、綱渡りのように歩いて過ごしていました。

妊娠中に離婚し鬱病になった時や、殴られて首を痛め1週間立てなくなった時、生きるエネルギーが枯渇して起き上がれなくなった時、大切な物を全て失った時より、その17歳の1年間は、私の人生の中で最も死に近い時だったと思います。

それからずっと、死と生、自殺、生きる事を遠く近く見つめ続けてきたと思います。
だからかもしれません。
「死にたいんです」という言葉を聞く度、ナイフで切り付けられたように感じます。
私は動じることも出来ず、ただ、静かに血を流します。

 

どうして「死にたい」のかを判っていますか?

ホリスティックカウンセラーとして沢山のご相談をお受けしてきて、何度「死にたい」という言葉を聞いたか判りません。
血だらけで電話してくる方もいます。

そう言う方は大抵「自殺したらどうなるのですか?」と聞かれます。
私は「来世、もう一度同じ体験をする事になります。ただし、今回より大変な状況になります。やり残した宿題は出来るまで何度でも繰り返すことになるからです」とお答えします。

「自殺したらダメなんですか?」と聞かれた時は、「自分の人生は自分で選ぶものです。生きるも死ぬも、ご自分の自由です」とお答えします。
その後で私の身近で自殺した人達の事を話し「ただ、私は私とご縁のあった方が自殺するととても悲しいです。何度経験しても深く傷つきます」と伝えます。
周囲の人間には「あなたが死んだら嫌だ」と伝える自由も引き留める自由もあるからです。

多くの方が「死にたい」のは心の弱さや考えが足りないからだと思っていますが、それだけではありません。
当店のクライアント様には自殺を図り、生き残った方が何人かいます。
それは完ぺきな方法なのにも関わらず、ご自分でも何故か判らないけれど生き延びたのだそうです。

それらから考えると、自殺で亡くなるかどうかはその方の意思とは関係ないところにあるような気が、今は、しています。

ホリスティックに見ると、自殺願望の原因として以下が考えられます。

・西洋医学薬の副作用
・砂糖中毒
・陰陽両極端な食事の影響
・過労で身体が生きていられない状態
・周囲に傷つける人ばかりがいる
・家系的呪い
・エンパスで誰かの思いをもらっているだけ
・自分が判らず、どう生きたらいいか判らない 等々……

ご自分がどうして死にたいのか判っていますか?
私のホリスティックカウンセリングでは身体、心、魂、霊的問題全てから見て、現状を把握し、その原因を分析し、どうやって解決したらいいかをお伝えします。
「自分はどうして死にたいのか?」を知りたいと思いませんか?
「『自分を知る』のが怖い? — 幸せになるために自分を知りましょう」参照

 

死を考えている人へ

「自分の人生は自分で選ぶもの。だから何を選んでも本人の自由」という私の考えは変わりません。
それが全ての命に対する私なりの礼儀です。
けれど、人の生には様々な縁が絡んでいます。
あなたを思う人、あなたが愛する人や恨む人、かかわった人。
それらの縁を全て断ち切って本当にあちら側へ行けるのですか?

忘れないで欲しいのは、「死にたい」と言う気持ちの中には「生きたい」という気持ちもあると言う事です。
本当に100%「死にたい」人は、迷いなんて無いからです。
すーっと、あちら側へ行ってしまいます。

どうか、無限のインターネットの海の中、この記事に出会った意味を考えてみてください。
それは決して偶然ではありませんから。

参考記事 http://watamori323.blog.fc2.com/blog-entry-456.html

 

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