現代の人柱 — 閉じる家系とHSP、エンパス~この星が滅ぶ前に

私達人類は、そして、宇宙から来た魂たちは、何度も何度もその失敗を繰り返しています。

2018年6月に「閉じる家系 —— 霊障と家系的呪い 〜 病気・苦難・霊障と家系的問題とは」という記事を掲載していただいて以来、全国はもとより海外からも沢山のご相談をお受けしています。

私のご提案を実践してくださった方はその後、それまでの苦難が嘘のように「普通の」人生が送れているようでTerraメンバー一同嬉しく思っています。

今回はその続編記事「HSP・エンパスと戦士の魂 — 閉じる家系の巫女・人柱・墓守を何故選ぶのか?」に書いた人柱について、書かせていただきます。
人柱と言うと、大昔の出来事と思うかもしれませんが、現代にも人柱は存在しているのです。

 

閉じる家系の人柱たち

今までお受けした閉じる家系のご相談には、様々な人柱となっている方々がいらっしゃいました。

・同じ一族に何度も生まれ、毎回人柱となり、生きたまま水や地中に埋められた
・過敏な体質に生まれ、些細な事から身心を病む
・どの時代に生まれても、毎回人生がうまくいかない
・人柱を不幸にする役割の魂が転生について回る
・一族から離れられないように良縁に恵まれず、仕事もうまくいかない

人柱の方達は何度も転生する中で魂がボロボロに傷つき、過去に受けた刀や弓矢がそのままエネルギー体に刺さっている方もいます。

これは霊的問題、心、身体を個別に見ても、また、判っただけ、考え方を変えただけでは解決しません。
身体・心・魂・霊的問題全てを見て、ホリスティック(総合的)なありとあらゆる方法で具体的に対処する必要があり、真摯に取り組まれた方は人生そのものが変わり改善していきます。

こういう判りやすく不幸な方は、改善のチャンスを手に出来るので、ある意味幸運と言えるかもしれません。
現代には無自覚に人柱になっている方が大勢います。

 

現代の人柱

現代にも、「これは危険だよ」「こんなやり方はダメだよ」と後世の知恵になるための人柱が沢山います。

産業…ブラック企業での労働、過労死、低賃金、外国人労働者、公害
医療…医薬品や予防接種ワクチンの害、副作用
農業…農薬、化学肥料、硝酸体窒素、F1種子、遺伝子組み換え作物
食品…添加物、人工甘味料、発がん性物質
住宅…有害建材の害、シックハウス
自然…災害
その他…政治・戦争

これらの犠牲になる人々はほんの一部にすぎず、他には障害を持った方がバリアフリーを提唱したり、LGBTの方々がレインボーフラッグを掲げて人間の多様性を訴える姿など、悩み、苦しみながらこの地球が少しでも善き星となるように、名もなき礎になっている方々が沢山います。
特に過敏体質HSPやエンパスの方々は顕著に反応が起こりやすいため、人柱になりやすいのです。
これは以前「HSPの現代での役割—わたもりのHSP講座」という記事にも書きました。

これをお読みのあなたが、人柱の一人ではないと言い切れるでしょうか?

 

人柱が必要ない世の中を

今、目の前に広がっている世界を、「普通」で「当たり前」だと思いますか?
そこから外れる人々をおかしいと思い、疑問を感じ異議を唱える人々を、あるいは大勢と違う生き方をする人々を間違っていると思いますか?
人柱でも、他の人もそうしてるから仕方がない、と、諦めますか?

小さな世界の作為的な「当たり前」に従わなければならず、外れる人を排除し、弱い人々を犠牲にする、そんな世の中で良いのでしょうか?
そうなってしまうのは、針の穴のような狭い視点しか持っていないからです。

この世界は全て矛盾なく繋がり、誰かや何かを犠牲にする世界はいずれ滅びるでしょう。
都合の良い結果だけが得られる世界など、この世には無いのです。
私達人類は、そして、宇宙から来た魂たちは、何度も何度もその失敗を繰り返しています。

またその失敗を繰り返すのでしょうか?
名もなき犠牲者たちの嘆きはより良き未来を作らないのでしょうか?
この星を滅ぼすまで気付かないのでしょうか?

どうか、人間を身体と心と魂を持つ生き物だと捉え、全ての物事をホリスティックに見る目を持ってください。
何処か一つだけが「都合の良い状態」が良い訳がないと判るはずです。

私達のこの生は、たくさんの犠牲の上にあります。
どうか彼らと彼らを愛する人々の嘆きが、より良き未来へと繋がりますようにと願い、たとえ小さな声でも、私は私に出来る事をしていきたいと思っています。

 

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