「滝」とは川や湖などの一部に段差ができて、そのために水が落下してくる場所のことです。

「滝」が存在する場所は、普通風光明媚な自然に囲まれた場所が主です。

したがって「滝」の周辺からは、身体をリフレッシュさせてくれるマイナスイオンもたっぷり放出されているのです。

日本にはたくさんの美しい「滝」が存在し、またその「滝」のパワーを得ることが癒しや開運に結びついたりもするのです。

では「滝」を利用した開運方法にはどのようなものがあるでしょうか？」

訪ねてみたい「滝」、箕面の「滝」と神戸の布引の「滝」

「滝」は日本全国に存在していますが、行ったことがない「滝」をおすすめするよりは、私が行ったことのある近畿地区にある「滝」をご紹介してみましょう。

ひとつ目大阪府箕面市にある箕面の「滝」です。
東海自然歩道の西の端にあり、紅葉が美しいことでも有名です。

箕面の「滝」が存在する箕面山は、もともと霊山と言われていた場所で、数千年も前より聖地として崇められてきた土地なのです。

箕面の「滝」までの滝道には瀧安寺があり、もともとは箕面寺と呼ばれていました。

この箕面寺は役行者（えんのぎょうじゃ）が建立、その後は山岳信仰の修業の場として空海、日蓮、蓮如なども修行場としてこの寺や「滝」付近を利用していました。

このような歴史的背景のある箕面の「滝」ですが、まっすぐに三十三メートルの高さから流れ落ちる水は、「日本の滝百選」にも選ばれています。

この「滝」の前に立つと、さわやかさはもちろん、心が浄化されるようなすがすがしい気分になれると共に、「滝」に打たれているわけではなくても、負のエネルギーや恐怖、不安などが取り去られるような感覚を得ることもできます。

もうひとつは、新神戸駅から徒歩15分程度の距離にある布引の「滝」です。

こちらは雄滝（おんたき）、夫婦滝（めおとだき）、鼓が滝（つつみがたき）、雌滝（めんたき）の4つの「滝」の総称が布引の「滝」なのです。

これらの「滝」は日本三大神滝と呼ばれるほど、古くから有名であり、竜神様も棲まわれているというパワフルな「滝」です。

また布引の「滝」の水は、「神戸ウォーター」として外国船の船員たちが絶賛する水であり、飲む人たちにもパワーを与えてくれています。

これら箕面や神戸の「滝」のみならず、日本には同様の効果がある滝がたくさん存在しているので、人生に迷ったときや、転機を求めるときには、ぜひお近くの「滝」に足を運んでみてください。

「滝行」で得られる効果とは？

「滝行」はもともと僧侶や山伏が修業の中で行うものですが、最近では、観光客でも簡単にできる「滝行」を行っている場所がいくつか存在しています。

観光の途中で立ち寄れるプチ滝行ではありますが、やはり甘く考えずに、体調が悪かったり健康に問題のある人にはおすすめできません。

しかしながら「滝行」には、はやりそれなりの効果が期待できるようなのです。

観光用の「滝行」であっても、やはりリフレッシュにはなりますし、終わったあとの爽快感は誰もが感じるところでしょう。

本来の「滝行」の主な目的は邪念を振り払い、自らを浄化することにあります。
しかしこれ以外にも、いろいろな効果が期待できるのです。

滝つぼで冷たい水に打たれることは、ある種の恐怖でもありますが、その恐怖心に打ち勝って、滝に打たれることで、心のバランスを保つことを学んだり、恐怖心や不安を乗り越えるきっかけになったり、あるいは人生に関しても見方が変わり、人生の転機を迎えることができるようにもなるのです。

「滝」の写真を使って金運アップ！

風水では「滝」の写真や絵を使って金運をアップする方法があります。

使うのは、上から下にまっすぐに向かって流れる「滝」の写真か絵です。
もし右や左に「滝」が曲がっている写真や絵を使うと、その写真や絵を飾る場所によっては、金運が外に流れて出しまうことになるので気をつけてください。

まっすぐに流れ落ちる「滝」の写真や絵であれば、家の中のドアの左右どちらに飾ってもかまいません。

もし左から右にむかって流れる「滝」の写真や絵であれば、ドアノブが向かって右側にあり、ドアの蝶番が左側あるとき、その左側の壁に飾ります。

右から左にむかって流れる「滝」の写真や絵であれば、ドアノブが向かって左側にあり、ドアの蝶番が右側にあるとき、その右側の壁に飾ります。

こうすることで、富が家の中に降り注ぐようになるのです。

このように実際に最寄りの「滝」のある場所に出かけて、マイナスイオンをたっぷり受けて開運するもよし、また「滝」の絵や写真を上手に使うことで、自宅でも開運や金運アップのご利益を得ることができるのです。

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