世界各地にある有名な「癒しの水」。
日本でも神社などで湧き水を「御神水」として無料で提供しているところもあります。
これらの水は、どれも湧き水であるため、その土地の成分が含まれています。
その成分により、効能も様々です。
中にはフランスの「ルルドの泉」のように、聖母マリアのお告げに従って探し当てたという、スピリチュアル的な意味合いを持つものも存在しています。
フランスの「ルルドの泉」
1858年、フランスの南西部に住む14歳の少女、ベルナデッタ・スビルーナは、何度も聖母マリアの姿を目撃し、「泉に行って水を飲むように」というお告げを聞いたのです。
そのお告げに従って洞窟の下あたりを掘ってみると、最初は泥水が湧きだし、それがやがて清水となって流れ出し、「ルルドの水」が誕生しました。
そしてこの水があらゆる病気に効果があると知れ渡り、世界各地からルルドへとこの水を汲みに来るようになったのです。
「ルルドの水」は、ピレネー山脈の石灰岩によって地下で濾過されたアルカリ性の水であり、ミネラルや水素を多く含んでいます。
その効能は後にノーベル賞を生理・医学賞を受賞したアレクシス・カレル博士の紀行文にも綴られています。
現在では、このルルドの泉の水を蛇口から汲んで持ち帰ることができるようになっているそうです。
メキシコの「トラコテの水」
メキシコの首都、メキシコ・シティーの北約240キロにある小さな村、トラコテにある井戸の水が「奇跡の水」として、かつて脚光を浴びました。
この水を飲むとアトピー、アレルギー、糖尿病、腰痛、喘息、B型肝炎、エイズなども治癒されるというのです。
もともとは車に撥ねられてケガをした犬が、トラコテの井戸水を飲んだところ、何もなかったように歩きだしたことから、この水を「奇跡の水」と呼ぶようになったのです。
犬だけではなく、人々も水を続けて飲むうちに、嘘のように腰痛が治ったり、癌が治ったり、寝たきりの人が歩けるようになったりと、トラコテの水による奇跡は数多く語られています。
ウルグアイの病院の調査では、トラコテの水を飲んだ人たちのうち約80%は症状が改善されたという結果を出しているほどの「癒しの水」なのです。
その成分は、火山活動による活性水素とミネラルが含まれ、それが効果を発揮していると考えられています。
しかしトラコテの水を得るには、手続きのために長時間並らばねばならず、水を自由に持ち帰れないことから、現在ではこの「癒しの水」の話は取り上げられなくなってしまいました。
自分でも「癒しの水」が作り出せるか?
実は自分でもエネルギー転写により、ある程度効果がある「癒しの水」を作り出すことは不可能ではないのです。
かつてヒーラーの友人が「トラコテの水」を少し持ち帰り、この「トラコテの水」のエネルギーを取り出して、水道水にそのエネルギーを転写する方法を伝授してくれました。
エネルギーを転写した水を、顔に湿疹ができて治らないと困っていた友人に渡したところ、ペットボトル1本分飲み干したところで、その湿疹は完治してしまったのです。
世界的に有名な「癒しの水」でなくても、ハーブティーのエネルギーを水道水に移すだけでも、その味が確実に変わることを感じられると思います。
その方法は、ハーブティーなどをカップに入れ、カップの上で十文字を切り、切ったところを四方に開けていくという、エアー・ギターならぬエアーで作業を行います。
そして時計と反対回りの方向に手をまわしながら、水の中のエネルギーを掻きだし、取り出したエネルギーを手の上で丸め、そのエネルギーに好きな名前を付け、空中に一旦放り上げます。
次に水道水を入れたカップの上で、同じく十文字を切り、中を開けて時計と反対周りに手をまわして、水に含まれる悪いエネルギーを掻き出します。
それは空中に捨ててください。
このあと、さきほど空中に放りだした「癒しの水」のエネルギーの名前を呼んで手の上に乗せ、そのエネルギーを時計回りに回しながら水道水の中にねじ込んでゆきます。ねじこんだ後、最初に開いた十文字を閉じてください。
この作業を終えたあと、普通の水道水とエネルギーを入れた水を飲み比べると味の違いが判るはずです。
この方法を使えば、色々な水のエネルギーを水道水に転写することが可能なのです。
注:効能、効果は人によって違います
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