呼吸が楽になり こころもからだも超健康になる 「笑いヨガ」〜毎日笑うことで、幸せアップ!

毎日笑うことで、幸せアップ! 笑うことで分泌される脳内物質は、ストレスを軽減し、自律神経が整うので、こころとからだが劇的に変わります。笑いヨガは、運動効果が得られる方法です。
笑いヨガ

感情ではなく体が笑う

好きなことをしているときは、だれでも楽しい気分になります。
笑顔になるし、笑う回数もふえます。気のおけない人たちとのおしゃべりや、ユーモアあるマンガやコメディ映画があれば、笑うことができます。

笑うことが健康によいということは、すでに科学的に実証され、一般向けの書籍でも多数紹介されています。
また、臨床医師や医大教授のかたがたに、笑いの健康効果について推奨していただいております。

しかし、つらいときや悲しいとき、不安なときは笑えません。
ネガティブな気分のときこそ、笑うことが必要なのです。
こころと体はつながっていて、どちらも影響を与え合うからです。

どんなときにも笑える方法が「笑いヨガ」です。

笑いヨガは、笑う動作と呼吸法を組み合わせた体操です。
おもしろさに関係なく、笑いの健康効果を得られます。

古典的なヨガとは違い、インド人医師のマダン・カタリアによって、1995年に考案されたものです。
笑いが健康にいいと知った彼は、早々に近所の公園で笑いクラブを始めました。
冗談をいい合って笑っていたのですが、その方法は10日ほどで限界がきました。
同じ話で何回も笑えるわけはありませんし、人の好みにも左右されるからです。

しかし、体は、本物の笑いと「つくり笑い」の区別がつかないこと、動作によって特定の感情を引き出せることを知った彼は、エクササイズとして笑うことを思いつきました。
さらに、ストレッチや遊び心を引き出す要素を加えると、笑いヨガは大人気になりました。

笑いヨガ

つまり、冗談やユーモアなどのおもしろいと感じる刺激なしで、笑う体操なのです。
考えてみれば、人が笑うのは、おもしろいと感じるときだけとは限りません。
照れ笑いや苦笑い、ごまかし笑い、あざ笑いといったように、気分のよいときだけ笑うのではないのです。

いずれにしろ、感情が動いて笑うという動作になるのですが、笑いヨガの場合、笑うという動作だけでよいのです。感情は必要ありません。
体操として笑う動作をするだけで、体に変化が起こるのです。

笑う動作をくり返していると、脳は心から笑っていると錯覚し、気持ちよいと感じるホルモンを分泌させ、同時にストレスをおさえるホルモンを出すといわれています。

笑った後の爽快感や楽しさは、だれにでも経験があるはずです。
体がポカポカしてくると、心も温かくなり、気分が変わります。

 

命の最期まで笑ってほしい

私は、2009年1月から、たくさんの人たちに、その楽しさやすばらしさを伝えてきました。
私自身は病気はありませんでしたが、肩凝りがなくなり、快眠できるようになり、教えた人がみんな喜んでくれるのです。

「病気がよくなった」「心が前向きになった」という声が届くたびに、ほんとうにうれしく感じます。

特にうれしいのが、介護が楽になってきたという声です。
介護は、するほうもされるほうも、大変な苦労が伴います。
介護をされているかたや、病気の予後が思わしくない方は、ぜひ笑いヨガをしていただきたいと思います。

笑いヨガ

笑いヨガは、座ったままでも認知症があってもできます。
嚥(えん)下(げ)(食べ物や飲み物を飲み込むこと)にも効果が高く、実際に「お薬が飲みやすくなった」「食事がのどを通りやすくなった」という喜びの声をいただいています。

笑えば、ウツウツした気分が吹っ飛びます。
介護する側とされる側の双方が、明るい笑顔でいられる秘訣です。

介護や治療が必要なかたが、笑いでどんどん変化していきます。
だから、私の講座には、介護が必要な家族を持つかたや、プロの介護士さんやリハビリスタッフのかたがたも、たくさん参加されます。

また、医師や看護師、理学療法士、作業療法士など、健康のプロたち、教育や保育に携わる方もたくさん学んでくださっているのです。

死は、だれにも必ず訪れます。
一歩一歩、死に近づいているとしても、今は生きているのです。
生を喜び合う方法として、いちばん簡単で価値があるのが、人と人とが笑い合うことだと私は信じています。

 

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自分の殻を打ち破る! 心の筋トレ”笑いヨガ”
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