誰でも一年に一回ぐらいは風邪をひくものですが、僕はここ十年という間、風邪らしい風邪をひいたことがありません。
小さい頃から身体が弱くて、いつもお医者さんの世話になっていて、一年に何回も風邪をひいては学校を休んでいました。
それが十年程前に瞑想を始めてから、ほとんど風邪をひかなくなりました。少しぐらいの熱なら、瞑想をしている間に下がるようになったのです。
風邪をひき起こす原因は一般的にはウィルスと言われています。
しかし一緒にいても風邪をひく人、ひかない人がいるのは、他にも何か理由があると思うのです。
体力が弱っている時には風邪をひきやすいのですが、その体力と言うのは身体に流れるエネルギーの事です。身体に流れるエネルギーが低いと、体力が弱くなってしまいます。
人間の身体の周りにはオーラと呼ばれる空気の層があり、エネルギーはそのオーラの中も流れます。そしてエネルギーの流れが弱いと、そのオーラの中に様々なエネルギーが滞ってしまいます。
もし話をする相手がストレスや様々な感情を持っていたら、それがオーラの中に入って滞ってしまいます。そしてオーラがさらに弱くなってしまい、ウィルスなどの外敵から守れなくなって、身体に不調をきたして風邪をひいたりするのです。
話をした相手の事をひきずってしまい、別れた後も頭の中でグルグルと考えたりする時はありませんか?
それは相手のストレスを自分のオーラの中に引き受けてしまっている状態なのです。相手と自分のエネルギーが混ざり合って、思いや考え、そしてストレスや身体の調子などが混乱して感じてしまっているのです。
そのまま混ざり合っている状態ではエネルギーの流れに影響してしまうので、そんな時は相手のエネルギーを別けて手放していくという事がとても大切なのです。
それには静かな場所で目を瞑り、『受け入れてしまったものを手放して落としていく』という瞑想が効果的です。
静かな場所で目を閉じて、ゆっくりと息を吸って、吐いてを繰り返していきます。息を吐く時に受け入れた相手や自分の抱えているストレスなどをオーラや身体から出して、地に落としていくというイメージトレーニングをしていきます。
座り心地の良い椅子があったら息が落ち着くまで座ってイメージしていくと、心も静かになって落ち着くと思います。そうすると身体の中を流れるエネルギーも強まって、何と無く体力が戻ってきたような気持ちになっていきます。
停滞するエネルギーは、着ている服や寝具、部屋にも影響を与えてしまうので、服を洗って、寝具を太陽の日に当てて、換気を十分にして掃除もします。
外から帰ってきたら、手に着いたエネルギーを水で洗い流して、喉に着いたエネルギーもうがいで落としましょう。
手洗いやうがいもエネルギーを変える方法なのだと思うと、何と無く楽しく思えてくるから不思議です。
そんな対策やイメージを実践したら、「鼻水が止まった」「花粉症の影響が明らかに少なくなった」などと言ってくださる方が増えてきました。
『エネルギーを変える』のはそれ程難しくないのかもしれません。常に意識して実行していると、それまで停滞していたエネルギーの流れは急に変わっていって、人間関係や健康、そして仕事にも変化を与えていくのです。
上田サトシ
直近開催のワーク紹介
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詳しい情報は以下サイトよりご覧ください。
ブログ:http://umachan.exblog.jp
HP:http://shastahealing.com