秋は冷え症から体の不調がでやすい!? 冷え症の改善は足湯と背骨リセット〜後編

昨日の前編の続きです。

 

背骨リセットと足湯でぽかぽかに!

秋の気温差で体が冷えてしまって、背骨の椎骨のねじれが起きるときは、背骨のねじれをリセットする簡単なのびのび~っとする体操をするのがおすすめです。

背骨は前後に動かしてあげると、ねじれた部分もリセットされやすいのだそうです。

私はこの体操を教わって、「こんな簡単なことで背骨のねじれがとれるなんて!」と、あまりの簡単さにやるようになったら、背骨がポキっと鳴ることがあります。
整体の先生いわく、
「ポキっと鳴ったらその部分の椎骨が調整されてリセットされているから大丈夫ですよ」
ということで安心しました。

背骨リセットの体操で、毎回ポキっと鳴るというわけではないので、鳴らなくても大丈夫ではあります。

秋の体が冷えやすい時期に背骨のリセットをしておくと、背骨もきれいになって冬でも手足の冷えに変化が!

私はあたためグッズを買い込み、あたためる食べ物や飲み物もたくさん買ってきましたが、体の血流がよくなるように軽いストレッチと一緒に背骨リセットと足湯をするようになったら、あたためグッズがなくても、冬も手足がぽかぽかになってきてとてもうれしいです。

体ってちょっとしたケアでも冷え性がよくなるんですね。

背骨リセットで冷えを撃退! 肩と腕ののびのび体操

立ちながら電子レンジを待っている合間にもできますし、座りながらテレビのCMの合間にもできます。

(1)両方の腕を背中のうしろにもっていき、両手を組みます。

(2)胸をひらくようなイメージで、うしろに組んだ手をぐ~っと少しずつ上にあげるイメージで伸ばす

肩こりがひどいと、いきなり伸ばすと痛めるため、 すこしずつゆっくり伸ばして、イタ気持ちいいぐらいの強さでやりましょう。

組んだ両手が「もうこれ以上、上がらない」という位置で止めましょう。

無理にグングン伸ばすのはあまり効果がないですし、肩や腕を痛めるのでムリな力でやらないでください。

(3)イタ気持ちいいところまで伸ばしたら、一気に力を抜いて手を下に落とします。

両手は組んだままで30秒くらいじっとしていましょう。
一気に力を抜くことで、背骨のリセットができますし、こっている肩、腕、目がほぐれやすくなります。

(4)3~5回繰り返しましょう。

 

足湯の足ツボ刺激で体がぽかぽか!

もう一つ、冷えでねじれた背骨の調整になって、実際に下半身もぽかぽかとあたたまるのが足湯です。

足湯の効果は以前の記事でもお伝えしたとおり、東洋医学のいろんな分野で体をあたためるのですすめられている簡単なケアですが、足裏のツボも刺激する効果があります。

足のツボを押すのってけっこう力がいるので疲れてしまいますし、ツボを学ぶのも大変ですが、足湯だけで足ツボの刺激になるのなら簡単でいいですよね。

足湯をすることで下半身があたたまり、冷えでこわばった体もあたたまります。
足湯でほぐれた体の状態だと、ねじれた背骨の腰の部分のあたりのねじれ部分が調整されやすいそうです。

とくに、生理の時は足湯をすると下半身があたたまり生理の不調も楽になりやすいですよ。

私は生理の時だけはひんやりと足が冷たくなりやすいので、生理が終わるまでは5日間くらい足湯をやるようにしています。

足湯をやっておくと、生理の時の痛みひどくならずに、仕事も休まずできるのですごく助かっています。

足湯をすることで、体があたたまり低めの体温の女性も基礎体温が上がりやすいので、妊娠のためにもいいです。

とくに秋の間は、生理の時にかぎらず、「今日は冷えるな~」と思った日は足湯をしてみてください。

冷え症の体がぽかぽかなる足湯法

足湯は長めにやりすぎると、お湯もぬるくなりかえって冷えるので注意が必要です。

(1)足をひたすお湯は、「自分が少し熱いかな」と思うぐらいの温度で用意する

(2)効果的な足湯は6分間やること。ふっとうしたお湯か70℃ぐらいのさし湯を用意して、ぬるくなったらお湯を足す

(3)6分経ったら、早めにタオルでお湯を拭き取り、靴下をはいたほうがいい

ちなみに、さし湯に使うお湯を70℃ぐらいで用意するときには、お湯をわかしていて水泡というこまかい泡がでてきたら、だいたい60-70℃ぐらいになりますので、そこで火を止めるといいです。

私は電気ケトルでお湯を作るのですが、水泡がでてきたらケトルでわかすのをオフにすると、簡単に70℃ぐらいのお湯が作れます。

秋の冷え撃退! でぽかぽかの体になりたくありませんか?

 

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