髪の毛を成長させるための成長ホルモンが出やすいのは、眠ってから90分間の深い眠り状態であるノンレム睡眠のときです。
ところが、寝る直前までスマホやパソコンなどの明るい光が出ている液晶画面を見続けていると、明るい光のせいで脳が興奮して寝つきが悪くなり、眠りが浅くなってノンレム睡眠状態になれないので、成長ホルモンがうまく出なくなってしまいます。
成長ホルモンがうまくでなければ、髪の成長が止まりやすいので髪が細くなり、抜け毛が増えて薄毛にまっしぐら！
寝る前1時間はスマホやパソコンなどの液晶画面を見るのをやめて、脳に刺激が強くなる蛍光灯よりも白熱灯の灯りで過ごすと、ぐっすり眠りやすくなります。
午後から夕方にかけてウォーキングのような軽い運動をするのも、適度に体が疲れるので寝つきやすくなります。
家のまわりを3～5周するだけでもウォーキングになりますし、階段を多く使うのも適度な運動になりますよ。
やせていても運動不足だと髪の抜け毛・薄毛に！
あなたは昼間、座りっぱなし、立ちっぱなしで動かない生活をしていますか？
座りっぱなし、立ちっぱなしといった生活は体が動かないので、
たとえやせている女性でも全身の血液の流れが悪くなっているため、
やせているのに脂肪が体内にたまってしまって血液の流れが悪くなっています。
髪への栄養を運んでいるのは血液だと知っていますか？
髪が育つための大事な栄養は血液が運んでいるため、
運動不足で血液の流れが悪い女性だと、髪に栄養が運ばれずに栄養不足状態になってしまって、髪が育たず抜け毛が増えたり、パサツキ、ツヤなしの髪になったりしてしまいます。
忙しいと運動する時間をとるのは大変になってしまいますが、
運動不足のせいであなたの髪がどんどん薄くなっていき、同年代の女性よりも老けてしまったらこわいと思いませんか？
髪のためにヘアケアをするのと同じで、適度な運動をするのもいつまでもきれいな髪でいるための大事なケアです。
仕事の行き帰りや買い物のとき、家の数百メートル手前からだけでも大股で歩くだけもいいのです。
「忙しくてウォーキングをする時間もとれない点」
というときは、
家の中で足踏みを5分するだけでも髪のためのいい運動になります。
足踏みをするときのポイントは３つ。
◎両腕を前後に大きく振る
◎ヒザをなるべく高く上げる
◎かかとをしっかり地面に着くように意識する
腕を前後に大きく振ると、筋肉量が多い背中が良く動き運動量が上がりますのでダイエットにもいいです。
また、腕を大きく動かすと、つながっている胸の筋肉も動くため、バストのたるみ予防にもいいです。
かかとはエストロゲンを出している卵巣がある足の付け根の筋肉と連動しているので、かかとをしっかりつける意識をすると、卵巣への刺激になり、エストロゲンのはたらきがよくなるのにもいいです。
あなたの髪がいつまでもきれいだったらうれしくありませんか？
《保健師めぐみの生理のお悩みブログはこちら》
http://ameblo.jp/kenkostylist/
《保健師 めぐみさんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/nurse%EF%BD%B0megumi/?c=113328
