40代の女性からの相談で多いのが、今までなかった生理のトラブルが起きて、
「これって更年期ですか?」というご質問です。
今年40歳になる私も、「更年期」をだいぶ意識するようになってきました。
「更年期」は生理が終わる閉経をする年の前後合わせて10年間ぐらいのことをいいます。
あなたは「更年期」にどんなイメージがありますか?
「更年期の症状ってつらそうなイメージ……」
「更年期になるなんてなんかイヤだな」
「更年期で生理がおわってしまうなんて、なんだか女性としてなにかを失ってしまうような…」
などなど、更年期ってあまりいいイメージをもっている人は少ないほうだと思います。
私の母も更年期の時期はイライラがひどかったようですし、
更年期の症状でよくあるのぼせや多汗などの症状で苦しんだ話聞いてこわいイメージがありましたし、私に届く相談でも更年期の症状がでている話はつらそうなものが多かったので、
「更年期になったら自分はどうなっちゃうのかな……」という不安がありました。
一方で、私の父方の祖母は、
「更年期なんてなんにもなかったわよ!」
と、ハツラツと活動的に過ごしていたので、
「うらやましい…… 私も更年期になってもうまくのりきって気持ちよく過ごしたい!」
と、憧れていたものです。
あなたは「更年期でも悩ましい症状がなくラクに気持ちよく過ごしたい!」と思いませんか?
今回は、整体の先生の更年期の講座を受講して、
更年期の症状が緩和してラクに! 更年期を気持ちよく過ごすための秘薬について教わってきたことをお伝えします。
「更年期」をこわがらない! 第2の人生を楽しみにするのが更年期の症状が緩和してラクになる秘薬!
整体の先生の講座では、更年期の時期をラクに気持ちよく過ごすための
自分でできるケアをいくつか教わったのですが、
なかでも更年期をうまくのりきるために大事な秘薬となるのは、
「更年期をこわがらないこと。
更年期をこわがっている人のほうが、更年期の症状もひどくなりやすいです。
生理や排卵がなくなることには抵抗があるかもしれないけれど、
生理や排卵から解放された自由な第2の人生がはじまるのだという気持ちでいる方が、
更年期をうまく切り抜けられて気持ちよく過ごせます」
と、話していました。
私はこの話を聞いて、すぐには更年期に対するこわいイメージが消えたわけではなかったのですが、
「第2の人生かぁ。
たしかに、生理がおわれば旅行や大事なイベントと生理が重ならないか心配しなくていいし、ナプキンだって買わなくていいし。
生理前からのだるい感じもなくなるってことだから
”自由な人生”が待っているという捉え方もできるかも」
と、今までとはちがった更年期のいいイメージがうっすらと浮かびました。
人生を楽しめば更年期も明るく切り抜けられる!
内科学会認定医であり、日本医師会認定医でもある
更年期も経験した常喜眞理(じょうきまり)先生も、
「更年期を切り抜けるためには気の持ちようも大切です。
実際、大きな心配事があった場合、それほど更年期を感じなかったという例が少なくありません
やはり楽しいことに心奪われたいもの。
趣味でも仲間とのちょっとしたおしゃべりでも何でも結構。
とにかく人生を楽しみましょう」
と、話しています。
(引用:常喜眞理著 オトナ女子 あばれる体とのつきあい方)
常喜先生のお話では、
更年期の症状は自律神経失調症からくるもので、
自律神経のうち交感神経のはたらきが過剰になっていると
更年期の症状もひどくなりやすく、
ストレスになることが増えると、
更年期の症状がますますひどくなるということでした。
「更年期をこわがる」というのは、体にとってはストレスになりますから、
こわがってばかりいれば、
交感神経のはたらきがますます暴走して
更年期に出やすい症状もひどくなりやすくなるだろうことは容易に想像できます。
整体の先生が
「更年期をこわがっている人のほうが、更年期の症状もひどくなりやすいです。」
というのは、西洋医学の視点からもあてはまることなのです。
更年期の症状がラクになるための自分でできるケアとしては、
軽い運動もよいとされていますが、軽い運動を習慣化するのもなかなか大変ですよね。
でも、
「更年期がきてやがて生理がおわったら、生理や排卵から解放されるのだから、
第2の自由な人生が待っている!」
と、更年期に対して明るいイメージの気持ちでいるだけなら、
軽い運動をするよりは簡単で、お金がかからないのですから、
これでハッピーな更年期を過ごせたらステキな第2の人生になっていいなぁと私は思っています。
更年期、閉経で生理や排卵がおわるのは寂しいことかもしれませんが、
あなたが生理や排卵のしがらみから解放される自由な第2人生のはじまりでもあるのです。
更年期になっても、ハッピーな気持ちで過ごせたらうれしくありませんか?
参考文献: 常喜眞理著 オトナ女子あばれるカラダとのつきあい方
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