あなたは見た目で実年齢より年上に見られたらどう思いますか?
見た目で実年齢より上に見られてしまったら、私ならショックを受けてしまいます。
とくに、生理中の女性は、肌のうるおいをサポートする女性ホルモンのエストロゲンの量が減る時期で、
肌が乾燥しやすくなるため、肌のコンディションが悪くなり、
髪もパサツキやすいので見た目が老けて見えがちで
損をしてしまいますからもったいないですよね。
日本の抗加齢・予防医療センターの研究では、
血管年齢の老化が進んでいる人ほど、見た目年齢も老けて見えるというデータが出ていることを知っていますか?
実年齢が若くても血管に負担がかかるような不規則な生活や食事、
ストレスが多い生活などになっていると、血管の老化が早く進んでしまいます。
血管は全身に巡っていて、肌の細胞にも栄養を運んでいるのは血管ですから、
血管の老化が進むと、肌への栄養もうまく供給されなくなり、
肌のコンディションが悪化して見た目も老けて見えるようになってしまうのです。
実年齢よりも老けて見える人は、血管年齢の老化が進んでいるかもしれないのです。
でも! 血管年齢の研究をしている抗加齢・予防医療センターの伊賀瀬道也先生は、
ふだんの生活の仕方を見直すことで血管を健康な状態にすることはできる
と、話しています。
1週間5日以上お風呂の湯ぶねに入っている人は血管が若い!
あなたはお風呂に入るとき、湯ぶねにつかっていますか?
お風呂はシャワーだけで済ませている人も少なくありませんよね。
抗加齢・予防医療センターの調査で
血管の状態や心臓の状態を調べたところ、
1週間に5日以上お風呂の湯ぶねに入っている人は、血管や心臓の状態が若い状態だったという結果がでています。
伊賀瀬先生のお話によると、
お風呂の湯ぶねに入ると、全身があたたまり、全身の血管の血流がよくなる効果があるそうです。
血管の血流がよくなると、血管をしなやかに若く保つはたらきがある一酸化窒素という物質がでてくるので、血流がよい状態になる習慣がある人は、血管も若く保つことができることがわかっています。
お風呂の湯ぶねに入るだけでも、血管年齢を若く保つことはできるんです!
シャワー浴では全身があたたまらないので、全身の血管の血流がよくなるのはむずかしいですから、
シャワー浴が多くなればなるほど、血管をしなやかに若く保ってくれる一酸化窒素が出る機会が減ってしまい、血管の老化も進みやすくなってしまので損をしてしまいます。
シャワー浴のほうが簡単ですし、お風呂掃除も楽ですが、
血管年齢が若い人のほうが見た目年齢も若い傾向にあるので、
お風呂の湯ぶねに入っているだけでも、見た目年齢の若さを保つことにつながります。
1週間に5日間、お風呂の湯ぶねに入るのがむずかしくても、今よりも湯ぶね入る回数が増えれば、あなたの血管の老化予防にもなり、見た目年齢が老けるのを予防にもつながります。
お風呂の湯ぶねに入るときは、41℃以下のお湯で10分くらいを目安に入ってみましょう。
お風呂タイムで見た目年齢がよくなったらうれしくありませんか?
参考文献:伊賀瀬道也著
「ゴースト血管」に効く! 1分かかと上げ下げ 高血圧、糖尿病、認知症etc.を防ぐ!
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