コロナウイルスと英国。スーパーマーケットとデリバリーの様子(2020年4月の様子)

コロナウイルス

イギリスからこんにちは!

こちらの記事は前回コロナウイルスと英国。スーパーマーケットに何も売っていない!?【後編】(2020年3月の様子)の続編です。
少し前の話になりますが、4月の英国ロックダウン事情についてお伝えします。

 

小麦粉が1秒差で買えないことも!

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2020年4月9日に久しぶりに近所のスーパーマーケットで小麦粉を見ました。
もう小麦粉はなくて当たり前という感覚でスーパーマーケットに行っていたので、見かけた時は小麦粉があることにすごく驚きました。

そして、これは今日の一大ニュースだ! 家に帰って夫に早くに報告したい! と思うくらいの興奮でした。

小麦粉があった!

きゃー、これやん! 買わなきゃ!!

と思ったら、目の前の人が買って完売……でした。

久々に見た小麦粉が、1秒差で買えなかったのです……

小麦粉の別の種類はありましたが、Plain Flour(プレーンフラワー)が欲しかったのですが、目の前の人がラストの小麦粉を手に取る姿がスローモーションのように映り、そして棚が空っぽになっていることを確認して「次こそは買おう」と思ったのでした。

でも、小麦粉が存在しているとわかったことは良かったと思いました。

イギリスのスーパーマーケットでは2メートル離れて買い物をする決まりがあるので、目の前の人に近づくことはできませんので、物の取り合いになることはありません。

ただ、離れた距離で目の前の人が最後の小麦粉を買うことを見届けました。笑

その後、4月18日に買いたかった小麦粉の2倍くらいする価格の小麦粉でしたが、なんとか手に入れることができました。

 

英国、3月からの変化は?

1秒差で買えないこともありましたが、3月に比べて色々と買えるようになりました!
4月初旬は見つかりにくかったパスタやトイレットペーパーですが、中旬や下旬には買えるようになっていました。

相変わらず買えない商品は、マスクや手指消毒用品でした。

不思議なことに、イタリアンライスだけは近所のスーパーマーケットでずっと買えませんでした。

特に買えなくても日本のお米などは英国Amazonで買えましたし、問題という程の話でもないですが、小麦粉以上に入手困難になっていました。

(注意:わたしの近所のスーパーマーケットだけかもしれません)

商品が入ってこないのか完売するのかもわかりませんが、イギリス人が多い地方都市でなぜイタリアのお米がずっと買えないのだろうか……

我が家の場合、夫がイタリア人でリゾットをイタリアンライスで作りたくて購入したかったのですが、イギリス人もリゾットを食べたりするのだろうか? と新しい疑問も生まれました。
ロックダウン中に料理に目覚めるイギリス人も多いのかもしれませんね。

 

料理に目覚める? またはお店で買う?

ロンドンで暮らすロンドナー は多忙な人が多いので、ロックダウン中に料理を楽しむ人も多いと思いますが、デリバリーを利用している人も多いです。

わたしの家の近所ではデリバリーピザを利用している人が多いのか、空のピザの箱をゴミ捨て場で見かける機会が増えました。

また、ピザ以外のデリバリーを利用している人や購入するために並んでいる人も見かけます。
もちろん、並ぶ時は2メートル離れて並ぶのですが、お店によってはロックダウン前よりも忙しそうです。

 

郵便物もサインの代わりに写真で対応!

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これは4月ではなく3月末の話ですが、郵便物に関しても荷物を受け取るまでに工夫がされていました。

「受け取ったサインの代わりに写真を撮らせてください」と言われたことがあります。

2メートル離れた状態で荷物の受け渡しができるので、これからしばらくはそうなるのかと思っていましたが、部屋まで郵便物を持ってきてくれたのはあの1回だけでした。笑

最近は部屋まで持ってきてくれずに、フラットのエントランスに置かれていることが多いです。

 

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