インナーチャイルドと授乳、子供が得られる「安心感」について

授乳

この記事は前回の続きです。

 

インナーチャイルドとは?

皆さんはインナーチャイルドという言葉をご存知ですか? 
インナーチャイルドは、”心の内側(インナー)”にいる”子ども(チャイルド)”のことです。
だれでも自分の心の中に小さいときの自分を持っていることを指します。

子どもの頃の体験から徐々に培ってきた一部で、具体的には子供時代の頃の記憶や心情、感傷などです。
子供時代の経験が、大人になった自分に多くの影響を与えているのです。

 

インナーチャイルドと授乳

これはインナーチャイルドにも関係していると思いますが、わたしの母親はわたしを産んだ時は母乳が出なかったそうです。その為、わたしは完全粉ミルクで育ちました。

わたしには妹と弟がいるのですが、わたしが長女でわたし以外は母乳で育ちました。
わたしも母乳で育ちたかったという気持ちがあったので、息子には息子が欲しいだけ母乳をあげました。

母乳の場合、親との距離も近いのでその時間を大切にしたいという気持ちが強かったこと、また子供に我慢を最初に教える育児にも違和感がありました。

だから母乳は息子が欲しがるだけあげることにしました。

最初から母乳が出たわけではありませんでした。
イギリスでほぼ100%の確率で母乳が出る方法を学んだ話も改めて記事にしたいと思います。

 

授乳で得られる「安心感」について

母乳育児は、授乳する度にママと赤ちゃんの体内のオキシトシン(「愛情ホルモン」)のレベルが上昇すると言われています。赤ちゃんと絆を深め、将来の関係性への確かな基盤を作ることができると言われています。

さらには赤ちゃんが後の人生でストレスにうまく対処する助けにさえなるかもしれないそうです。

わたしは授乳で育つと安心感がずっと大人になっても心の何処かに残るのではないのか? と個人的に思っています。

自分が幼少期に母乳育児をしてもらうことができなかったので、自分が我が子に母乳を与えることでインナーチャイルドが癒されているようにも感じました。
インナーチャイルドが癒されたと書くと、粉ミルクで育ったことで傷ついたみたいな響きで大げさかもしれないですが、やはり妹と弟は母乳で育ったことは羨ましく感じていました。

 

現実と理想は違った……

授乳

息子が欲しがるだけ母乳をあげて、母子共に満足な状態で円満に【夜断乳】ができたのですが、その後から色々とわたしと息子の間で問題が起こってしまいました。

〝ママ〟
〝オッパイに見える〟
と検索しても、何一つヒットしなかったので、珍しいことなのかもしれません。

正直、夜断乳には成功したので完全断乳はまだ先を考えていました。
しかし、息子が最近、ママを人間として認識できず、
歩くオッパイ

人間ファストフード
みたいな感じに見えているみたいで、「ママー♡=オッパイ」という感じの態度が露骨でした。

わたしが息子に話しかけても伝わってないというか、何ていうのかうわの空というか。
わたしはイギリスで育児をしているので、あまり日本人と出会うことがない生活なので他のご家庭のことは一切わからないです。

これが普通なのか異常なのかは全くわからないです。
息子の目にはわたしが、人間オッパイ製造機にしか見えていないような感じで親子関係にも少し危機を感じたので完全断乳することにしました。
ちょうど、義母がイギリスに来てくれていて、このタイミングならば断乳がしやすい環境だなと思いました。

8月の第2週目に夜断乳を決行して成功したので、日中の授乳はしばらく楽しもうと思っていたのですが、結局8月の4週目には完全に断乳してしまうことになったのです。

続きは次回! お楽しみに!

 

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