自然分娩だったけれど出産が痛くなかったわたしが妊娠中にやったこと。無痛安産にする7つのヒントとは?【最終回】

前回の続きです。

お腹の赤ちゃんの性格と無痛安産の関係性

わたしの場合、第一子は自然分娩でもほぼ無痛のお産ができましたが、もし第二子を授かることができても同じように痛みなく産めるとは思えないです。

もちろん、そうなればとても嬉しいですが……

第一子の出産が本当に痛くなかったので、まだ授かってもいない第二子の出産が怖いくらいです。笑

第一子と同じようにすれば良いのでは? と思うかもしれませんが、お腹の赤ちゃんの性格も無痛安産には関係していると思います。

わたしの息子はものすごく慎重なタイプで、それがすごく無痛安産と関係しているような気がします。
前日から卵膜剥離をされても痛くないくらい子宮口は開いていましたが、息子はまだお腹の中に居たかったのか出てくる気配がない状態でした。

 

出産当日! 不規則な陣痛で子宮口が6センチ開いていた!

卵膜剥離をした翌日、絶対外に出たくないような雪の降る寒い日に陣痛が始まりました。

気持ちが悪くて、四つん這いになっていましたが
「出産する前にご飯は食べた方がいいよ!」
と言う夫のアドバイスに従い、彼が作ってくれたサーモンスパゲッティを頬張りました。

陣痛で味がイマイチわからず、食べたい気分でもなかったのですが「確かに体力は必要かも!?」と思ったことと大好きなサーモンスパゲッティだったので半分だけ食べました。

今思うと、よくあの陣痛のタイミングでサーモンスパゲッティを食べたなぁと言う気持ちと、またあの状況になってもきっとわたしはスパゲッティを食べるだろう! という気持ちが混ざります。

タクシーを呼んで助産院に行くと、助産師さんに陣痛の痛みの感覚は何分置きか聞かれましたが、わからなかったと正直に伝えました。

助産師さんが心音とお腹を触り、子宮口をチェック。

6センチ開いているとのこと!

助産師さんもかなり驚いたらしく、
「こんな不規則な陣痛で6センチも開く人は珍しい」と言っていました。

13時に助産院に着いて17時には子宮口が10センチ開いて、19時半くらいに出産しました。

なぜ不規則な陣痛だったかはよくわからないですが、不規則な陣痛と無痛安産も関係しているのでしょうか。

痛いというよりすごく身体が怠い状態で、陣痛の波が来るまでの間は眠たくてうとうとしていた記憶があります。

 

自然なお産だからこその無痛安産

他にも重要なことは出産当日の処置内容だと思います。
わたしの場合は予定日よりも11日過ぎていました。
「明後日、土曜日に陣痛促進剤を打ちましょう」と言われていましたがその前日に自然に陣痛が始まり出産しました。

もし、陣痛促進剤を使っていたら無痛安産ではなかったと思います。

不規則な陣痛でも、予定日より11日過ぎていても問題なく自然分娩させてもらえたことに感謝しています。

胎盤も自分で息んで出しました。
「赤ちゃんを出した時みたいに息んで!」と言われてフンと息んだら、ポトンと大きな胎盤が出てきました。

「すごく大きくて健康なプラセンタだわ!」と助産師さんが言っていました。

あの時の自分で息んで胎盤を出した感覚はとてもスッキリ爽快で忘れられません。

本当にすごくナチュラルなお産でした。

予定日を11日も過ぎていたので息子はお腹の中でグングン成長をしていて、3.6kgもありましたが痛い感覚がなかったので、大きさはあまり関係ないのかもしれません。

水中出産ということも大きい?
水中で出産をしました。
お湯の中に入るとすごく楽になりました。
子宮口が10センチくらい開いている前後で、隣の部屋に移動して欲しいと言われました。
水中にいて身体が濡れていたので、滑らないようにする為に夫の腕を掴んで歩いて隣の部屋に行きました。身体は怠い状態でしたが、移動できる元気がありました。

 

無痛安産にする妊娠中にやった7つのヒント(まとめ)

ヒント1.ストレスになる仕事は辞めてフリーランスに!
ヒント2.金銭的なことを抜きにして、分娩方法について考えて納得する!
ヒント3.お産にポジティブな産科医の本を読む
ヒント4.〝子宮の波〟について知る!
ヒント5.食事はできる範囲で楽しむ!
ヒント6.お腹の中の赤ちゃんとコミュニケーション
ヒント7.夫婦仲良く、穏やかな気持ちで過ごす

水中出産の様子はこちらに綴っています。
https://london-mei.com/水中出産-ヒプノバーシング体験談/

 

いかがでしたか?

〝無痛安産にする妊娠中にやった7つのヒント〟の連載はこれでおしまいです。
痛みの少ないお産になることを祈っています。後から思い出して素敵なお産だったと思える時間になりますように。

 

♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
https://london-mei.com/

 

《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》