ロンドンは移民の街。イスラム系の人々が多い日常生活とは? パバンめいのロンドンの暮らし方Part.3

ロンドンからこんにちは。
前回の続きです。

 

ロンドンではイギリス人のママにあまり会わない!?

ロンドンは移民の街。
その為、イギリス人のママどころかイギリス人が少ない気がする。
「ロンドンでイギリス人にあまり会うことがない」と留学やワーホリで来た若者が口を揃えて言う。

わたしが住んでいる東ロンドンはイスラム系の移民が多く、多くの女性が髪の毛や顔を隠して歩いている。
初めてロンドンに来た時は、自分がどこの国に住んでいるのか目の前の景色を見て混乱した。

今日は、今でもわからなくなることがあるエピソードを話そう。

 

東ロンドンのチルドレンズ・センター

イギリスにはチルドレンズ・センター(Children’s Centre)という国が運営している子育てサポート施設がある。
タイムテーブルがあり、記載されている時間に行けばセンターが主催する遊びのグループに参加できる。
チルドレンズ・センターは各地域にいくつもある。
徒歩圏内で行けるチルドレンズ・センターには多くのイスラム系の親子が参加している。

 

わたしは今、どこの国にいる!?

先月(2019年1月)、参加した時は25組の親子の参加で50人以上の大人と子供で溢れていた。
兄弟がいることもあるので必ず1人2組ではない。
そのうちの48組がイスラム系だった。

わたしともう1人のアジア系の女性だけ髪を隠していなかったが、とても不思議な光景だった。
ここのチルドレンズ・センターは働いている人もイスラム系で髪の毛を隠している。

ここはイギリスだよな? となんだか自分がいる国がわからなくなる。
イスラムのママは大らかな人が多いように思う。

赤ちゃんの息子が遊んでいたおもちゃを側にいた子どもが奪い取ってしまった。
母親は「あらあら」とその一部始終を見ていたが、特におもちゃを返しなさいと子供に言うこともなかった。

周りの人みんなが頭まで布を巻いている姿はとても威圧感がある。

イギリスにいるのだが、自分がイスラム系でない方が目立つような環境で居心地が悪くなった。

その日は午後1時30分から3時までの遊べるように解放されていたが、30分で帰宅することにした。

 

イスラムの人との関わり


Spitalfields, London, UK

もし、ロンドンで暮らすことを考えているのならばイスラムの方に出会うだろう。
特に東ロンドンにはとても多い。

日本人は良い意味で国民性としてある程度平均的にマナーが良いが、イスラムの人と暮らしてきて人によって全然違うように感じた。
昨年まで住んでいたわたしの隣に住んでいたイスラムの大家族は、我が家の前でいつもゴミを捨てていた。

大家族で鍵を持っていなくて彼らの家のインターホンが壊れているとのことで、1日に6回くらい我が家のインターホンを押してきた。
火災報知器みたいな大音量がなるインターホンでその都度0歳の息子が起きてとても大変だった。

「息子が寝ている時に起きるので、押さないで欲しい」と伝えると、その時は理解したような態度だが変わることはなかった。

早く対応しないと何度も押してくるので、わたしはその度にアパートの鉄の扉を彼らの為に開けてあげていた。

彼らが出て行く日には、割れたガラスのゴミが入ったゴミ袋を家の前に置いて去って行った。
その後、新しく入ってきたイスラムのママはとても素敵な人だった。
彼女はバングラデシュ人で、バングラデシュの大学で英文科を卒業したそうだ。
わたしよりも英語が上手だ。
同じ男の子ママであることもあり、一緒に子供を連れて近所に出掛けたりもしている。
新年には手作りの鶏肉料理と焼き飯、焼き菓子を家に持って来てくれた。

次回もお楽しみに!

 

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