橋の下で拾ってきた子の話。マタニティフォトの意味とは?
橋の下で拾ってきた子の話とインナーチャイルド。わたしが我が子に1番に伝えたいこと! Part.2の続きです。
ロンドンからこんにちは。
皆さんは小さかった頃、「あなたは橋の下から拾ってきた子どもなんだよ」と家族に言われたことはありませんか?
小さな子どもにはショックな言い回しですよね。
今回は、橋の下で拾ってきた子の話。マタニティフォトがインナーチャイルドを癒すことに繋がる理由についてです。
マタニティフォトは必要なのか?
妊娠第36週目の臨月に入った日。
ロンドンは雨と雪の天気でしたが、マタニティフォトを撮影してきました。
マタニティフォトには賛否両論あると思います。
わたしも妊娠してから体重が10㎏増えて、今までの人生で1番体重が増えた状態です。
顔から太る体質なので、顔もパンパンです。
自分がこれ以上ないくらいに1番太っている時に、わざわざプロの人にお願いをして写真を撮ってもらうのはどうなのかな? と考えたりもしました。
夏生まれならば、夫婦だけで公園など野外で自分達だけで撮影することもできたと思います。
冬の臨月で、さすがに外ではマタニティフォトの撮影ができない季節なのでスタジオで撮ってもらいました。
マタニティフォトは、プロの人に撮影してもらいヘアメイクをお願いするとそれなりに大きな出費になります。
結婚式もしていないし、マタニティフォトくらいは撮影しても良いかな!と思って撮影を決めました。
それでも、マタニティフォトはわたしにとって、必要なのかと色々考えました。
マタニティフォトを撮影しようと思った経緯
わたし達は結婚式をしていないので、マタニティフォトくらいは撮影しても良いかと思いました。
イギリスで入籍したのですが、日本と違って入籍する時に入籍式をすることになります。
日本のように、区役所に婚姻届を提出するだけではダメなのです。
入籍する日も自分達では決められず、なるべく早い日にちを希望しました。
思っていたより早く入籍できる日にちが決まったので、わたしと夫の両親は入籍式には参加できませんでした。
入籍式はワンピースか何かでも着ようかなと考えていたら、友人が美しいドレスを貸してくれました。
写真が得意な学生さんにロンドンの景色を背景に何枚か撮ってもらいました。
本来ならば、日本に一時帰国したらウエディングフォトの撮影を計画していました。
結婚式はしなくても和装と洋装で写真を撮影したかったのですが、ビザの申請の関係で帰国できませんでした。
順番は逆になりますが、いつかウエディングフォトも撮影したいとは今でも思っています。
夫が極度の写真嫌いなので、 どうなるかわかりませんが……⁉︎
マタニティフォトを撮影して良かった理由は?
マタニティフォトを撮影して良かった! と思えた理由の1つに良い記念になった!ということです。
写真を撮られることが大嫌いな夫ですが、今回は撮影に参加してもらいました。
もちろん、プロのカメラマンに撮影してもらわなくても自分達で撮影することでも問題ないです。
ただ、冬生まれの場合はマタニティフォトの撮影場所はスタジオなど限られてきますね。
写真があることでいつか息子にも「お腹の中にあなたがいた時の写真だよ」と伝えたいと思いました。
マタニティフォトはインナーチャイルドの癒しに繋がる
インナーチャイルドは、"幼い頃満たされなかった消化不全の感情”です。
マタニティフォトを撮影することで、すごく癒されました。
また、撮影後に思ったことは〝橋の下から拾った子〟ではなくて、ママのお腹の中にいたよ!という我が子への証明写真になると思いました。
最初はそう思っていたのですが、結局これは我が子ではなく自分への証明写真でした!
実はわたしは、母親のお腹の中にいた写真を見たことがないです。
エコー写真もそうですが、母が妊娠中の写真もあまり見た記憶がないです。
きっと父や母も写真には残してないかもしれないけれど、こんな感じでわたしの誕生を待っていてくれたのかもしれない! と記憶が上書きされて癒されました。
思い出せなかった記憶が蘇る瞬間
橋の下の子の会話は幼少期に家族と話した断片的な記憶で、母親が待望の第一子で酷い悪阻に苦しみながらも楽しみにしてくれていた話も思い出せました。
長女なので母親がとても大切に育ててくれて、手作りのプリンなど愛情いっぱいに幼少期に料理をしてくれたと聞いています。
わたしには妹と弟がいるのですが、わたしの時が一番手間暇を掛けてたくさん手作りで食材にこだわって作ってくれたそうです。
そうです。
すごく丁寧に育ててくれていたのです!
全てが初めてのことだらけのわたしが一番戸惑うことも多かったのだと思います。
どうしても、妹や弟がいるので親がそちらに構っている姿の方が記憶にあるのですが、マタニティフォトを通して思い出せなかった記憶が蘇ったのです。
今回の記事で書ききれなかったことは、ブログのこちらの記事に書いています。ぜひ読んでみてくださいね。
次回、インナーチャイルドと向き合う「あなたは橋の下から拾ってきた子どもだよ」からの脱却方法【最終回】についてお伝えします!
次回もお楽しみに!
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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