自分へのプチ贅沢健康法 * For オプティマムヘルス〜別の悦びも生まれるポジティブな変化

自分に優しくしたことで、悦びというお礼をもらえたのでしょうか?

こんにちは! Kimiです。

今まで多くの方の健康相談を受けてきて感じる事は、日本人女性の慎ましさと真面目さです。

過去記事「日本人の民族性の高さと腸の長さの関係」にも書きましたが、第二の脳と言われている腸の表面積が世界一大きいのが日本人女性と言われています。
その民族性の高さ故、自分の事よりも先に家族や他人の事を優先させがちです。

確かに、自分の考えやエゴを押し通そうとせず、他者を優先することは素晴らしいのですが、それが行き過ぎてしまうと、他者を優先している分、自分をないがしろにしている事になります。

本来一番大切にするべき自分自身の想いを二の次にしていると、自分自身から反撃をされます。
その反撃が健康面での問題となり、ご本人を苦しめている場合のお悩みは、物理的なアプローチ(医療や食事)では当然解決しません。

真面目過ぎたり、責任感が強過ぎたりして、自分の気持ちをないがしろにしている事が身体の不調の原因となっている方の多くは、自分自身の考え方や行動に問題があるとは思っていません。
自身にとってはそれがごく当たり前のことなので、そこに問題があると認めることはとても困難な事なのです。

 

そんな時に私が相談者さんにおすすめするのは「自分へのプチご褒美をあげてください」ということです。

「ずっと欲しいと思っていたけどなかなか買えずにいた物」や「やりたいと思いつつなかなかできずにいたこと」を思い切って行動してもらうのです。

それは旅行や宝石を買うような事でなくても大丈夫。
「トイレットペーパーを柄入りで柔らかいワンランク上の物にする」とか「お箸を高価な物に変える」ような『え? こんな事で良いの?』というようなささいな事の方が効果が出ます。

何故なら、自分より他者を優先しがちな方は、「自分へのご褒美をあげて下さい」となるとそこで肩に力が入ってしまうのですね。
「自分の物より子供に何か買ってあげたい」とか、「目一杯息抜きしちゃったから その分働かないと」と、逆のベクトルへの力がより大きくなってしまい、逆効果になりがちなのです。

私も半信半疑で自分へのプチ贅沢を試してみたところ、「食べる事への楽しみが湧いた」という結果に繋がり、1日3回の食事が待ち遠しくなりました。

以前は食事は義務のような感覚で頂いていたので、1日3回も訪れる時間が義務から楽しみに変わる事は心に大きな変化をもたらし、人生がより楽しいものに変わりました。

ちなみに、私がチョイスしたプチ贅沢とは「下着を上下合わせる」ことです。
私にとって下着の上下を合わせるという事は贅沢に値する事なのです。

その贅沢を自分に許した事によって「自分は贅沢を享受するに値する人間です」と自分に許可を出したのです。
その結果「食べる事が義務から喜びに変わる」って不思議で面白い心の変化ですよね。
自分に優しくしたことで、悦びというお礼をもらえたのでしょうか?

贅沢も出来る上に別の悦びまで手に入るかもしれない「プチ贅沢健康法」。
皆さんも、どんなポジティブな変化が訪れるか楽しみながら「自分へのプチ贅沢」をやられてみてはいかがでしょうか?

 

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