やっぱり、食べるって楽しいと思う!
最近は不食や断食が流行っているそうです。
確かに「食べ疲れ」という言葉もあるし、食べることで疲れてストレスがたまってしまうということもありますよね。
仕事や勉強がはかどらなくなったり。
ヨガとか、そういう海外の文化ではなくてもあまり食べない方が良いかも……と言っている人がいました。
江戸時代の人で水野南北という人です。
「食は運命を左右する」という座右の銘も有名です。
日本史の教科書に出てくるような方ではありませんが、もしかしたら名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。
もちろん、言いたいことはわかるのですが、食べるの大好きな私としては、正直食べないという選択肢は難しいかなって思います。
優柔不断と怒られました……
人にもよると思うのですが、いざ何かを食べようと思っても、何を食べていいかわからなくなる時ってありますよね。
決して食欲がないわけじゃなくても。
お腹がすいていると、自分でも不機嫌になる自覚はあります。
でも、何を食べていいかわからず余計に悶々としてしまい、一緒にいる人が気を使ってくれて「○○食べる?」と声をかけてくれても「そういう気分じゃない……」と言って反論し、だからといって自分から「××が食べたい」というわけでもなく、相手が納得いく誘導をしてくれるまでそのやりとりを繰り返し「優柔不断にも程があるよ……」と怒らせてしまったことも数え切れないほどあります。
何を食べても満足できるタイプなら良いですが、そうではないタイプだと、これがまた笑えない問題だったりするわけです。
結果的に周囲にも迷惑をかけてしまうし。
私は何を食べたいのだろうか?
「太るものは食べたくない」「重いものは食べたくない」「それじゃあ、食べた気にならない」「脂っぽいものは食べたくない」……でも、食欲はあるし、何か食べたい。
ダイエットが好きじゃない自分は認めている。
食べるのも大好き。
というか、何か食べたい。
何を食べていいのかわからない。
こういう時の対処法ってないのかなと思っていたら、風邪の噂でこんな話を耳にしました。
おもしろそうだったので情報をシェアしたいと思います。
率直に体の声を聞いてリクエストに応えてあげれば良いそうです。
理屈じゃなくて。
でも、そんな事を言ったところで、体が「ハンバーグが食べたい!」と言ってくれるわけではありません。
瞑想でもすれば自然と浮かんでくるのかというとそういうわけでもありません。
では、どうするか。
「食べたいものが浮かんでくるまで待つ」のだそうです。
結局ダイエットをするのか……という話ではないので大丈夫です。
先ほどのパターンみたいに誰かと一緒にいるときにお腹がすいてイライラすると相手に迷惑をかけてしまいます。
でも何が食べたいのか体が教えてくれるまで待てば答えが出てくるとわかっていれば、少しだけ耐えれば優柔不断にならなくて済むかもしれません。
もちろん相手の言い分もあると思いますが、自分が明確な意思表示できれば話もスムーズになると思います。
どうもその説によると体は正直なので足りない栄養、あるいは必要な栄養があると、自然とそれを欲するそうなのです。
言われてみれば、寒い日って無性に味噌ラーメンが食べたくなったりしますよね。
これって、体を温める食べ物が必要って、体が判断したから、ということなのかもしれません。
主食のごはん、そして味噌汁は別にしても、おかずは毎日同じだと飽きますよね。
でも、ヴァリエーションを求めているかというとそういうわけでもありません。
頻度としては同じメニューが多くても気にならない場合もあれば、気になる時もありますよね。
これも、体の声説を考えてみると、体が必要としていれば同じメニューが続いてもイヤじゃない訳です。
自分を例に考えると、メニューではないですが食材が気になることもあります。
たとえば「ゴボウが食べたい……」とか「鶏肉が食べたい……」とか。そうすると、その食材を使ったメニューを考えれば、何を食べれば自分が満足するかが、なんとなくわかってくるというか。
逆にいえば、体が欲する食べ物をある程度食べられれば、満足すると思うので、必要のないものは食べなくても良いのかな、と。
あくまでも、そういう説があるというだけですが、やってみる価値はあるかも……。
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