過去の呪縛に囚われていませんか？
もしかしたら、この呪文を自分や他人に唱えるのが口癖になっている人にも、そこに至るまでの悲しい物語があったのかもしれません。
「今まで散々、他人のために尽くしてきたのに恩を仇で返された……」
「良いことをしていたら、してくれて当たり前と思われて感謝されなくなった……」
「いつの間にか、いつでもどこでも無料で利用できる便利屋と思われるようになった……」
etc…。
確かに、こういうケースもあるにはあると思います。
もしかしたら、想像以上に多いかもしれません。
それが原因で人間不信になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
でも、考えてみて下さい。
だからといって自分自身を『エナジーヴァンパイア』に変身させてどうするというのでしょうか。
負の連鎖を断ち切らない限り、幸せは遠のいていくのです。
それってとても悲しいことなのです。
ギフトブリンガー
こう考えてみましょう。
確かに善意が無駄にされたりして悲しい思いをしたとします。
では、それは本当に無駄だったのでしょうか。
一見すると無駄な努力になってしまったと感じるかもしれませんね。
しかし、これはこれで大きな意味があるのです。
たとえば、あなたの善意を与えた人が恩を仇で返す人や善意を当たり前だと思う人だとわかったら……。
「うわぁ！ この人たち、『エナジーヴァンパイア』じゃないの!? 逃げなきゃ!!」って思いませんか。
『エナジーヴァンパイア』に遭遇したら即逃げです。
鉄則です。
そもそも人間不信になって自分自身が『エナジーヴァンパイア』になってしまっていたということは、既に『エナジーヴァンパイア』にエナジーを吸い取られて悪影響を受けてしまっている証拠なのです。
だから、傷が浅いうちに逃げれば良いのです。
『エナジーヴァンパイア』は厳密には妖怪でも悪魔でもありません。
人間です。
だから識別が難しいかもしれませんし、人権もあるので安易に倒すことも許されません。
『エナジーヴァンパイア』が善良な人間に戻ることを祈りながら、距離を置く。
これがベストなのです。
そして、次に自分自身が何を望んでいるかを考えて欲しいのです。
人間不信になったり、善意を与えるのをやめようと思ったりする前に。
言うまでもなく自分から『エナジーヴァンパイア』になりたい人なんていませんよね。
なら、なるのをやめましょう。
では何を願うのか。
細かいことはたくさんあると思いますが「人と人とが笑顔でコミュニケーションできて、善意が巡る世界になったらいいな……」って思いませんでしたか？
だって、自分だって誰かに優しくされたら嬉しいし、善意を与えてくれたら嬉しいし、そういう人に出会ったら感謝の気持ちや尊敬の気持ちが湧きあがってくるし。
憧れの気持ちだって出てきますよね。
そういう人がたくさんいたら、世界も平和になるし、自分もその恩恵にあずかれるので幸せ度がアップしますよね。
そんな彼らのことを私は『ギフトブリンガー（与えし者）』と呼んでいます。
これは何かの研修を受けるとか試験を受けるとかでなれるものではありません。
逆に自分の意識次第で誰でもなれるものでもあります。
『エナジーヴァンパイア』を発見したら遠ざかり、不要なトラブルを避け、善意を与え続ける。
次第にそれが循環して、自分も他人もどんどん幸せになっていく。
今から、一緒に変身しませんか、『ギフトブリンガー』に。
変身!!
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