あなたは変わる人? 変わらない人?〜「変わらない人たち」に、共通している癖とは

同じセミナーやセッションを受けても変わらない人たちがいるのはなぜか。変わらない人たちに共通することは、怒りや悲しみなどネガティブな感情を封じ込める癖がついていることである。ネガティブな感情は感じ切ることが大切。

《あなたは変わる人? 変わらない人?》

今までに、何万人という方々の相談や悩みを受けて来ました。
過去ずっと「変わりたい」と訴える人たちをセミナーや講演会で見て来ました。

同じセミナーを受けているのに、もの凄く早く変化する人たちと、なかなか変化しない人たちのふたつのタイプがいることに気づきました。

この差は、一体何だろう。
わたしは、ずっと疑問に思って来ました。

そう観察していると、「変わらない人たち」に、共通している癖があることに気がついたのです。

その癖とは……。

 

《感情を出さない》

それは「なかなか変わらない人たち」は、我慢して感情を押し込めてしまう癖があることに気づいたのです。

セミナーを受けて、心が揺さぶられ感じたことがあっても、感情を表に出さないのです。
我慢して、怒りや悲しみを感じないようにして、感情を封じ込めてしまうのです。

これは、あたかも問題を見ないで、ただ先送りしているようなものです。

 

《ネガティブな感情も完璧》

せっかく出て来た感情です。
怒りや悲しみも完璧なのです。

必要だから、あなたにその感情があることを教えてくれたのです。
必要な感情は、押さえないで、感情を味わってください。

ネガティブな感情を味わうことは決して悪いことではありません。

 

《なぜネガティブな感情を封じ込めようとするのか》

それはあなたが怒りや悲しみを悪い感情だと子供の頃に決めたからです。

お父さんが暴力をふるって怒りを吐き出していた。
⇒怒りは悪い

お母さんが可哀そうだった。
⇒悲しみは可哀そうなお母さんを想い出す
⇒悲しみは悪い

親に泣くなとしつけられた。
⇒悲しみは悪い

こう幼少期に決めたことがあなたの感情を封じ込める癖がついたのです。

 

《ネガティブな感情を感じ切ると変われる》

わたしのセミナーに、幼少期の頃から様々な問題を抱えた方が来ました。
もの心がついた頃から両親の虐待が始まり、学校ではイジメ、社会人になったら今度は職場でのイジメや無視。結婚したら夫のDV……。
生まれてからずっと心が休まる日がなかったそうです。

他の参加者よりもずっと大変そうな方でした。
しかし、一番ガラっと人生を変わることが出来たのです。
それは、その人が感情を吐き出すのがうまく出来たからです。

その方からのメールの一部を最後にご紹介します。
「人生で初めての穏やかな平和な日々を過ごしています。まるでマジックです。」

 

ブログ「自分を愛する教科書」
https://ameblo.jp/jiaimethod/

 

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