人生を豊かにするために忘れてはならない大切なこと〜QOLというコトバをご存知ですか?

2.感謝の気持ちを忘れない。

QOLは言うなれば人生の充実度と満足度です。
そこに感謝は必須です。

人は感謝しても、されても心が満たされてきます。
「ありがとう」と言われてイヤな人はいませんものね。

たとえば食事。
これもいつも言っていることですが単なるエネルギーチャージではないのです。
おにぎりひとつにしても感謝しながら食べるとお腹だけではなく心も満たされます。

「農家の人が一生懸命、お米を作ってくれたんだな。台風の日なんかもあったと思うし、大変だっただろうな。おいしく食べて貰えるように一生懸命作ってくれたんだろうな。ありがとう!」

「お米にも感謝だよね。お米の大切な命を私は貰っているのだから。そのおかげで、遊んだり、仕事したりできているんだもの。ありがとう!」

「おにぎりを作ってくれた人にも感謝だよね。簡単でしょと思うかもしれないけれど、簡単だって面倒だと思えば作らないものね。食べる人の気持ちを考えて一生懸命作ってくれたんだよね。ありがとう!」

自分で作った場合もそうです。
自分で手間暇かけた事を自分自身に感謝して褒めてあげましょう。
これは先ほどの自分を嫌わない話にも通じますが、自分を肯定的に解釈してあげられると心が満たされます。

細かいことを言えば、海苔を作っている人にも、加工の人にも運送の人にも販売の人にも感謝できますよね。
つまり、たかがおにぎりひとつでも、たくさんの命とエネルギーの交流があって自分の元へとやってきているのです。
それって奇跡的なことですよね。
そこまで、細かく考えなくても構いませんが、でも大事なことなのです。

よく「私の仕事って一体なんの意味があるのだろう……」という人がいます。
確かに「ありがとう」と言われにくい仕事やクレームばかり受ける仕事もあります。
でも、仕事というのは、巡り巡って誰かに幸せを届ける作業なのです。
だから、直接的に感謝されなくても何かしらの形で誰かの役に立っているのです。

だったら逆に、普段感謝していない対象に対しても感謝をしてあげれば声にならなくてもそれは無駄ではありません。
そういうことをみんながしていれば、お互いに感謝しあえて人生はより満たされるのです。

ただ、おにぎりをひとつ食べる。
たったこれだけでも、人生の受け取り方は大きく変わってくるのです。

家族、友達、恋人、仕事仲間、ご近所さんにも感謝した方が良いです。
私たちは日々クレーマー化している傾向がある気がします。
でも、本来、人間関係はののしりあいではなく、感謝しあってこそ循環するのです。

「このくらい、やってくれても良いのに……。気がきかないな…」
「なんで、あんなことばかりするの?」
「なんだかわからないけど腹がたつ……」

こんなことばかり言っていると恥ずかしいですよね。
相手に対しても失礼ですが、自分自身の心が満たされていないのでQOLは下がってしまうのです。

逆に『特に何も無かった日』そのものが平和である何よりの証拠なので、みんなで平和を維持できたということですよね。
これって感謝すべきことなのです。

そのように、感謝のポイントは多々あります。
感謝の習慣をつけて行くうちに、どんどんココロが満たされてQOLが向上していきますよ。

ぜひ、実践してくださいね。

 

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