似合う色のグループの中の、さらにどの色が似合うのか?〜似合う色の数が多いほどいいのか?

一般的に似合う色を知ろうとする時、4つのグループのどこの所属になるかが、大きなポイントであることは、これまでもお話してきたとおりです。
それぞれの特徴がハッキリ分かれているので、違うグループの色を無理して着たところで、あなたは少しも素敵には見えません。

 

似合う色の数は、その人その人の肌色で決まり、全くの個人差と言える

似合う色のグループが決まった後で、トゥルーズカラーでは、ベストカラーと言われる色のランキングを調べていきます。

通常30枚ほどあるグループの布を全てあてて、100点、90点、80点、70点と4つのランキングに分けていきます。
凄く似合う、似合う、普通、単色では厳しいという区分けだと思ってもらえばいいのですが、このばらつきが個人差で全く違ってきます。

肌がきめ細かくダメージが少ない方は、100点と90点のみという方も希にいらっしゃいます。
通常は4つの段階に分かれます。

ただ、100点や90点の方が多いか、またその逆かはその人の肌によるものなので、ドレープを当てて見ないことには解りません。
80点や70点のほうが多い場合もあります。

 

似合う色は多い方がいい? 少ないのは損?

とてもよく似合う色が多い方が色々着られてお得な感じがする考えてしまうのが普通ですよね。
たくさんの色を楽しむ範囲が広いということには違いありません。

じゃあ、100点の色が極端に少ないと致命的に問題があるかと言えば、そうとも言えません。

料理のことを考えて見て下さい。
コース料理も前菜からメインへと強弱があるように、服のコーディネートもメインをずらっと並べればうまくいくというものではありません。

メインには必ず脇役が必要で、双方の組み合わせによって完成度が高まるので、得意な色に寄り添う引き立て役の80点や70点の色があることで全体のバランスが良くなります。
私はこれを「マグロとわさびの関係」と説明しています。

主菜ばかり並べても成り立たないように脇役が必ず必要なので、損得で見ても意味をなしません。
メインが多いことで、色々着られる幅が大きいというのは確かですが、その分組み合わせにも工夫が必要になるので楽とは限りません。

 

似合う色の個人差は個性を極める羅針盤として見れば合点がいく

例えば私が100点の色がドレープ上には3色しかありません。
そのような人は1000人に一人くらいしかいない珍しいパターンです。

つまり色々着られないことで、いつも同じような色を着ることになりますが、実際は組み合わせで着ていくわけなので、脇役に色々色を添えることで表情は全く異なるので範囲が狭いと意識する暇はありません。

むしろ、この色の特徴が自分の個性と一致すると合点がいったとき、本当に色と心は同じものを表しているのだと感慨深い気持ちにすらなりました。
私の場合紫に特化していること、その紫を支えるかのようにぼんやりしたココア色が似合うこと、このポイントに集中しているのです。

紫は霊性を表し、ココアは絶妙な調整力を表している、これこそマグロとわさびの関係です。
私はこの2色が自分の個性であり生き様なのだと肝に銘じて、欲張らず自分を定めていこうと思えるようになりました。

 

あなたの個性を見極める深め活かすことが似合う色を着る意味

似合う色の意味が解読できると、そこには必ずあなたの進む道が示されているといってもいいくらい腑に落ちるメッセージがあるのです。
多いか少ないかとか、損か得かではなく、自分の姿をそこに見出すことが自己を愛するきっかけに繋がるのです。

好きな色から、一回離れましょう。
「好き」には埋め合わせのネガティブな感情がくっついていることがよくあります。

一度離れてつき合い方を検証するのは悪いことではありません。
何事もムキにならずに眺めてみると、隙間から何かがみえてくるものです。

 

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