なぜか悪目立ちする人とは⁉︎
とりわけ人目を惹いていたり、何かが際立っていたりする人や物に対して「目立つ」と言います。
身長が高くて目立つとか、美人で目立つとか、声が綺麗とか、良い意味で目立つのは羨ましい限りです。
しかし、時には悪い意味で目立つこともありますよね。
例えば、たまにレストランや喫茶店などで居合わせる声がやたら大きい人。
誰かと楽しそうに話しているのは良いのですが、なぜか声が響き渡っているのです。
特に聞き耳を立てている訳でもないのに、話している内容が筒抜けになるほど大きい声で話しています。
まさに目立ってしまっています。
もちろん、ファミレスや居酒屋など、割と利用している人たちがワイワイ盛り上がっている場所でしたら、そんなに目立たないと思います。
たまたま、その場に居合わせた人たちが比較的に静かで、その人が他の人に比べて声が大きかったので目立ってしまったのです。
声が大きいことは決して悪いことではありません。
しかし、ここで問題なのは、声が大きいことではありません。
自分の声が周りの人に比べて大きいこと、そして自分の声がそこいらに響き渡っていることに気づいていないこと、そして自分の声が迷惑になっていることに気づいていないことなのです。
イコール、「空気が読めていない」ことが問題なのです。
このように、空気が読めていないと悪い意味で目立ってしまうことがあります。
「せっかく気分よく話しているのだから、別に良いのでは⁉︎」という意見もありそうですし、それが迷惑だと感じないという人もいそうですが、悪目立ちして良いことなどほとんどの場合ありませんから、気をつけた方が自分のためです。
悪目立ちしたくないなら、空気を読むように意識するべきです。
そもそも空気を読むって⁉︎
「空気を読む」って、時と場合によっては少し難しいかもしれません。
その場の空気を読むというのは、その場の「暗黙ルール」のようなことを瞬時に感じ取って行動することだからです。
慣れた環境や場所だったら出来そうですが、初めての場所や知らない環境の場合は難しいかもしれません。
それでも空気が読めないと、場合によっては悪目立ちしたり、嫌われたりします。
大人の場合、空気が読めなくて悪目立ちしていても、教えてもらえなかったり、指摘や注意をされなかったりすることもあります。だって、空気が読めない人に注意したら、逆ギレされるリスクがありますからね!
なぜ自分が注意されているか理解できるのであれば、そもそも空気が読めるはずです。
身内や友人関係であっても、なかなか空気が読めていないことを指摘するのは難しいものです。
先ほど例に挙げたレストランや喫茶店などで声が大きくて悪目立ちしている人は、決して一人で話しているわけではありません。
その話を聞いている相手がいるのです。
相手も一緒になって大声で話していたら仕方ありませんが、そうでない場合は指摘出来ないからか、諦めているか、それに慣れてしまっているかです。
しかし、悪目立ちしている人と一緒にいると、決して同じように「空気が読めていない行動」をしていなくても、『あの人たち』と一括りに見られてしまいます。
やんわり注意してあげる勇気も時には必要かもしれませんが、何より自分が空気を読めず悪目立ちするようなことがないよう、心がけることが何よりも大切なのです。
悪目立ちしないためには空気を読む!
悪目立ちしないためには、ある程度その場の空気を読むことが大切です。
その場の空気とは目に見えるものではありません。
その場に居合わせた人の雰囲気や気持ちなどが集結されて出来上がっています。
緊迫した空気とか、和やかな空気とか言います。
しかし、それは雰囲気や気配であって、目に見えるものではないので、そう感じる人もいれば感じない人もあると思います。
そのため、空気を読むには自分目線で考えるだけでなく、視野を広げて周りの人の目線や気持ちを考えることが大切です。
色んな人がいるのですから、色んな考えがあるということを意識し、その場全体を見渡して考え、行動するようにすることです。
自分目線でばかり考えたり、決めつけたりしないことも大切です。
そうすることで空気が読めず悪目立ちするのを防いだり、最小限に食い止めたりすることが出来ます。
何も考えず突発的に行動し過ぎすると悪目立ちするリスクが高まります。
だからと言って、考えすぎたり、どう振る舞えば良いかと悩んだりする必要はありません。自分も周りも気持ちよく過ごすために、ある程度は空気を読むことが必要だということを忘れないようにすれば、自ずと悪目立ちするような振る舞いは食い止められるはずです。
空気を読み過ぎて、周りに合わせようとし過ぎるのも良くありません。自分を押し殺したり、苦しくなったりしては全く意味がありませんからね。中には、あえて空気を読まないで行動するというツワモノだっています。
要は自分がどうしたいかなのです。
空気を読むことは、自分や周りが心地よく過ごすための思いやりなのです。
もちろん、自分が悪目立ちしないための心得でもありますが、意識するのと意識しないのとではだいぶ違いますので、頭の片隅に入れておくと良いと思いますよ!
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