ルーズさん
普段からだらしなく、優柔不断で怠け者という人の場合は、言うまでもありません。
物を無くすことが問題なのではなく、生活習慣を見直す事が最優先になります。
たとえば、いつもサービス残業をして帰宅時間が遅くなり、くたくたになって玄関のドアを開けて、そこから先の記憶は無くバタンキュー。
食事を作るのも面倒だし、忙しいし、食器洗いも面倒だから外食で済ませる。
朝寝坊してバタバタして着替えは脱ぎっぱなしで出社。
こういう生活の場合、物が特に無くなりやすくなります。
無くすというよりも、所定の位置に物を片付ける習慣が無いので、適当な場所に物を置いてしまい、記憶に残っていないのです。
気がつけば、メモ帳やリップクリームをたくさん買ってしまったりして、それをまた直ぐに無くします。
たまに大掃除をすると似たようなものが大量に出て来て「私の部屋が狭い原因はコレだったのか！」と嘆くのです。
忙しくもなく、体力も問題が無いのにダラしなくしているだけならキレイな部屋を作る事を習慣にしてみると良いと思います。
物が簡単になくなったりしなくなりますよ。
もし普段から忙しかったり体力がなかったりするのであれば、時間や体力の管理を徹底して行う必要があるかもしれません。
無理をしすぎると色々な面でボロが出て来ます。
もし、本気で生活習慣を改善したいと思ったら信頼できる誰かに相談してみるのもオススメです。
はさみさんの出現率？
はさみさんは、必ずしも無くした物を見つけてくれるわけではないです。
探し物が見つからなくても「はさみさんが役に立たない！」とか「私ははさみさんに嫌われているのね……」とか他罰的だったり自罰的だったりする必要はありません。
どちらも見当違いです。
ただ、自分がはさみさんだったら、どういう人に力を貸してあげたいかをイメージしてみてください。
優柔不断だったり完全に他力本願だったり、感情がコントロールできない人よりも、心がキレイで冷静に考えて行動できる人の方が良いですよね。
実は私もはさみさんにお願いしても未だに見つからないものもあります。
捨てた覚えは無いので、おそらく家の何処かにあると思います。
それの存在を思いだして、無くなっている事に気がついた時は流石にショックでした。
凹みましたし、混乱もしました。
でも、次第に落ち着いて来ると「私自身が色々な物を見落としているのかな……」と思えるようになって来たのです。
人って気がつくと自分を見失っていたりするものなのだと私は思います。
上り調子の時も下り調子の時も、自分をしっかり理解できている人は本当に尊敬します。
でも、それって簡単なことではないと思うのです。
心が病んでしまう人って、自分を見失ったまま、軌道修正するきっかけがなかったりするのです。
ふと、無くし物をした時に、自分自身の日々の生活の中で大切なモノを無くしていないかを再確認するのはとても有意義なことだと思います。
自分自身の人生の質（QOL）を再確認して軌道修正できると、幸福度は格段にアップします。
無くし物も当然、見つかって欲しいですが、自分の人生の大切な失いかけていたモノもぜひ、取り戻して下さい。
はさみさんは、きっと、あなたの幸せを一緒に探してくれますよ。
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