あなたのしたことは、すべてあなたに返ってくる~宇宙がもたらすカルマの法則~

大きい小さい関係なく、良いこと・悪いことはどれくらいありましたか?

『カルマ』という言葉を聞くと、なんとなくこんな風に認識している方が多いのではないでしょうか。
「イヤなもの」「前世から持ってきた悪いもの」「解消、下ろさなければいけない重いもの」等々。
どれもネガティブなエネルギーです。

確かにカルマはネガティブなエネルギーですが、それは片方の見方で、実はポジティブなエネルギーも持ち合わせているんです。
でもポジティブなカルマと言われても……あまり想像できませんよね。
では、本来のカルマとは、そして『宇宙がもたらすカルマの法則』とは、一体どんなものなのか。
生まれながらに知っていた筆者のツインソウルの相方の魂の記憶と共に、その真実を見ていきましょう。

 

本来のカルマの意味は「働き」。良い経験と悪い経験の両方である

宇宙が生まれる前の、気も遠くなるほどの大昔、大神様と呼ばれるひとつの大きなエネルギー体が、遥か上の方に浮かんでいました。
大神様は長い間、ただおひとりで何をすることもなく浮かんでいたため、大変暇を持て余しておりました。
ある日のこと。
大神様はご自分の体であるエネルギーを、ドーン! と爆発させ、広大な宇宙という世界を作り上げました。
これがビッグバンです。

その後、さらにご自分の体を小さく取り出しては、宇宙に星やら生命体やらを作るべく、たくさんの魂にして送り出しました。
「いずれ私のもとに還(かえ)っておいで」と、すべての命に吹き込んで。

離れたところでたくさんの経験をした魂が大神様のもとに還ると、大神様はたくさんの経験を味わえます。
暇を感じる間もないほどに、喜びで我が身を満たしたい! その大神様の想いにより、すべての魂はここに存在しているのです。

私たち人間は、肉体の機能が停止すると死を迎えます。
肉体が死ぬと、その生で徳を積んだ魂は上へと旅立つと言われています。
ちなみに魂の研究が行われているグループでは、35gが魂の重さだとされているそうです。
仏教では「成仏」と言い、生前の行いが良いと天界に行き、仏になります。

キリスト教では「審判の日」に神の裁きにより、上の神の世界に行くか、下で永遠の炎に焼かれるかが決まります。
徳を積んで軽くなった魂は、遥か上に存在する大神様のもとにむかって行ける、というわけですね。

ここでひとつ、いえ、ふたつほど、お伝えしておきます。
ひとつは、地球にいる魂は、徳を積んだからといってすぐには大神様のもとへは行けません。
たった三次元の地球に落ちた魂はあまりにも波動が低いため、大神様のいらっしゃる高次元へワープできないからです。
ふたつめは、良い経験だけしても大神様のもとには戻れません。
悪い(イヤな)経験もした上で徳を積むことにより、熟成された魂になってこそ次元を上昇していけます。
地球から次の星へ。
その星からまた次の次元へ。
そしていつか、大神様のもとへと辿り着くのです。

良い経験も悪い経験も、本来の魂の中には真実のエネルギーとして存在しています。
カルマの直接の意味は、インドのサンスクリット語で「働き」を表します。
真実に「働く」エネルギーは、大神様の波動に同調するエネルギー。
よってポジティブな経験もネガティブな経験も、本来のカルマであることを、知っておいてください。

 

警告! 本来の『カルマの法則』に気づけ!

本来のカルマを知っていると、この世には『カルマの法則』が働いていることもわかります。
自分のやったこと、言ったこと、思ったことが、すべて自分に返ってくる。
これがブーメランの法則とも呼ばれる、『カルマの法則』です。