黄色は活力を養ってくれる色
連休が明けて以降、だるくて何事にも意欲がわかないという状態になっている人が急増しています。まだまだ五月病の症状は治まりそうにありません。そして、最近よく耳にする退職代行の依頼数も急増しているのだそうです。それほど心身ともに疲労を抱えている人が多いのです。そんなときは活力を養ってくれる黄色がおすすめです。
黄色は私たちを元気にしてくれるビタミンカラーです。明るさや前向きさ、喜びや楽しさなど、ポジティブな感情を盛り上げ、やる気を高めてくれます。左脳を刺激し、集中力や記憶力、判断力も高めてくれる色なので、だるくて気力がわかないとき、背中を押してくれます。頭が疲れてボーっとしているとき、元気になりたいとき、黄色を取り入れてみてください。
黄色は自然光に最も近い色でもあるので、朝日を浴びたときのように頭がクリアになります。キラキラ輝く星のように心も弾ませてくれます。無邪気で陽気な明るさを取り戻してくれる黄色で五月病を吹き飛ばし、健やかな日々を過ごしましょう。
自分らしさを活かし、自信を取り戻せる
黄色は自分の内なる声を表現できる力を持たせてくれる色です。自分の本音を恐れずに伝えることで、幸せな未来へと繋がっていきます。黄色の持つ明るい色合いが心を和ませて、楽に過ごすことができます。明るい雰囲気にもしてくれるので、人が集まりやすくなります。また、子供のような無邪気さを思い出させてくれるので、素直な自分を出せるようになります。
ときには自分の良さを忘れて誰かと自分を比べて気分が沈んでしまうこともあるかもしれません。そうなってしまうと行動することをためらってしまい、余計に自信を失ってしまいます。そんなとき、黄色の色彩パワーで気持ちを持ち上げてあげましょう。自分の欠点を受け入れ、明るく乗り越える力を与えてくれます。そのままの自分で良いと認めてあげることが大切ですよ。
黄色は心身をイキイキとさせてくれる色です。頭の回転も良くなるので、自信を持って行動することができるようになります。正しい判断力もできる色なので、気持ちが不安定なときにも役立ちます。心配事があると胃が痛むこともありますが、消化機能を調整してくれます。周囲の意見に惑わされることもなくポジティブな思考へと導いてくれるので、自然に笑顔も増えて楽しくなりますよ。
さりげなく取り入れて運気アップ
黄色は太陽の光を連想させる色です。希望、幸福、期待など、良いイメージのキーワードもあります。たとえ困難な状況であっても、黄色を味方につけることで希望の光は見えてきます。不安や恐怖にとらわれず、前向きに進んでいきましょう。ちなみに、黄色は開運カラーとしても大人気です。黄色い財布が特に人気で金運がアップすると言われています。ぜひ、普段の生活に取り入れてみてください。
ただし過度に使い過ぎないよう、気をつけてください。幸運を招く最高のラッキーカラーではありますが、刺激が強い色なので使う分量に気をつけましょう。過度に使うと逆効果です。疲れやすくなったり、いらだちをを引き起こす原因になると言われています。また、集中力を高めてくれる効果がありますが、使い過ぎると気が散りやすくなると言われています。
ファッションでもインテリアでも過度に使うと悪影響を及ぼすため、さりげなく取り入れるようにしましょう。ワンポイントや他の色と組み合わせることでより効果的に黄色のサポートを得られます。天然石のパワーストーンなどの小物やアクセサリーもおすすめです。
癒し効果の高いバナナもおすすめ
黄色と言ったらバナナですよね。バナナは栄養のバランスがとても良く、美容と健康に効果的な食べ物だと言われています。ビタミンB1、B2、B6が含まれているので疲労回復にも効果的です。少量でもしっかり栄養を補うことができるので、疲れて食欲が落ちているときや朝食を食べる習慣がない方にもおすすめです。黄色の色彩パワーとバナナの栄養で心も身体もシャキッと目覚めさせましょう。
栄養価の高いバナナには癒し効果のある栄養素も含まれています。バナナにはセロトニンの原料となるトリプトファンが豊富です。セロトニンは「幸せホルモン」とも言われてています。バナナを食べることでトリプトファンを摂取し、セロトニンを増やすことで癒し効果を得ることができるのです。興奮を鎮め、寝つきを良くする作用のあるマグネシウムやビタミンB6も含まれています。
寝起きは何となく憂うつになりやすいです。頭もボーっとしていますし、調子が悪いときもありますので辛いと感じることもあります。それもそのはず、朝起きた直後はセロトニンが作られていないからなのです。セロトニンは朝日を浴びることでも生成されますが、夜の間は低い状態で維持されています。そのため、朝はセロトニンが低く、ネガティブな気分になりやすいのです。
これは健康な人であっても、そうなりやすいので安心してください。むしろ朝起きた直後から元気いっぱいな人は珍しいくらいです。そのため、朝が辛くて憂うつになったとしても気に病むことはありません。このようになりやすいということを知って、バナナを食べたり、朝日を浴びたりして、少しずつ調子を上げていきましょう。
無理せず、本来の自分らしさを大切に
明るく楽しむのは素敵なことですが、心身が疲れているときは無理に笑う必要はありません。「明るい人」という仮面をかぶる必要はないのです。とはいえ、露骨に暗い顔をしたり、不機嫌な態度を取ったりするのは迷惑です。そのようなときは中間であるニュートラルを意識してみましょう。
黄色は身に付ける人に明るさや元気を与えてくれます。さりげなく取り入れて、少しずつ本来の自分を取り戻していきましょう。五月病に負けず、シャキッと元気に自分らしい毎日をお過ごしくださいね。