梅雨は自分に優しく、ゆったり過ごそう~梅雨のだるさや不調を悪化させないための対策

梅雨

梅雨って、心も身体もだるい

そろそろやってきますね、梅雨。梅雨って、ジメジメ、ムシムシして、嫌ですよね。洋服や靴、靴下が濡れたり、髪の毛が湿気で乱れたりして、わずらわしいですし。そして、ジメジメせいで疲れやすくなり、身体がだるいと感じることも増えてきます。梅雨のだるさって、けっこう強烈ですよね。だるさが引き金となり、体調を崩してしまうこともあリますし、体調不良が長引いてしまうこともあります。

人によっては、偏頭痛がするとか、関節が痛む、古傷が痛むなんてことも増えてきます。しかし、身体の痛みって、その人にしかわからないことがほとんどで、周りの人に理解してもらえないこともありです。中には、梅雨なんて関係ないと言わんばかりに元気な人もいますからね。あちこち痛くても、それを口に出してしまうと我慢の足りない人のように扱われることもあります。

そうなると、まるで自分は我慢の足りない人間のように感じてしまい、気分まで沈んでしまい、心身共につらい状況になってしまいます。心と身体って、連動しています。梅雨はこのような悪循環にハマってしまいやすい時期でもありますので、要注意です。そのため、梅雨は普段以上に体調管理をしっかりする必要があります。今からしっかりケアして、心も身体も健やかに過ごせるよう対策していきましょう。

梅雨は自分に優しく

実は梅雨入りしていなくても、すでにだるいと感じることも多いですよね。新年度である4月を乗り越えて、5月にドッと疲れが出て、5月病になってしまう人だっているのですから、だるいのが恒例行事のようなものだと感じることすらあります。そして、だんだん暑くなり、いよいよ夏が近づいている感じもします。

ところが、気温が徐々に上がり少し汗ばむくらいの暑さになったかと思えば、朝晩は冷え込むこともあります。そのため、身体が温度差に耐えられなくなり、だるさが出てしまうのです。身体がだるいと、やる気も失せてきて、だらけてしまうこともありますよね。

ときには、だるくてやる気がないのは五月病を引きずっているのではと不安に思うこともあるかもしれません。そんな自分を怠け者だと思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、身体がだるいということは事実なのですから、自分を責めるのはやめましょう。

また、踏ん張って頑張るしかないと思って、自分を奮い立たせている人がほとんどだと思いますが、無理をし過ぎると症状が長引いて悪化してしまうこともあります。梅雨を健やかに過ごすには、とにかく無理をしないことが大切です。毎日頑張ってくれている自分の体に感謝して、休む時間をしっかり作るようにしましょう。

梅雨の不調を悪化させないために

日本は高温多湿ですので、梅雨の時期から夏が終わる頃までは余分な湿気により体調を崩しやすくなります。梅雨の余分な湿気から身体を守っていくため、しっかり対策していきましょう。とはいえ、難しいことをする必要はありません。基本中の基本である、規則正しい生活習慣と食生活を心がければOKです。ただし、食事に関しては食べ過ぎに注意です。だるいからといって、スタミナをつけようとして余計にたくさん食べる必要はありませんよ。特に、甘い物、油っぽい物、生物を食べ過ぎないよう、気をつけてくださいね。

また、お散歩やストレッチなど、適度に軽い運動をしたり、ぬるめのお風呂に浸かって汗を出すよう心がけましょう。だるくて気分が乗らないときは、浄化風呂に入って心と身体をスッキリさせましょう。バスタブにあら塩大さじ2杯、日本酒100ccを入れて、ゆっくり浸かってください。もしくはお好きな香りのバスソルトもおすすめです。

香りの癒しが脳に届くまでの時間は0.2秒以下と言われています。特に精油は自律神経系のバランスを整える働きがあるため、梅雨のだるさをスッキリさせるのに最適なアイテムです。先ほどのあら塩に精油を混ぜても良いですし、市販のバスソルトや入浴剤でもOKですよ。あら塩大さじ1杯に対し、精油1~5滴を目安にしてください。

梅雨のだるさ対策にはラベンダー、ティーツリー、グレープフルーツなどがおすすめではありますが、自分の直感で選んでもOKですよ。自分の好きな香りを楽しみながら取り入れてみてくださいね。(注意:精油を使用する際、妊娠中の方、持病をお持ちの方、敏感肌の方、その他使用に不安のある方は専門家や専門医にご相談の上、ご使用ください。なお、動物への使用はおやめ下さい。)

梅雨はゆったり過ごそう

梅雨の不調があっても、日常生活の忙しさは変わらないと思います。そのため、忙しくて無理をせざるを得ないということも多いです。しかし、それでは症状が長引いて悪化してしまったり、ストレスを感じてしまったりして、悪循環から抜け出せなくなってしまいます。だからこそ、この梅雨の時期は普段以上にゆったり過ごすよう心がけましょう。

そのためには、余白の時間をできるだけ増やすことが大切です。余白の時間を増やすには、手を抜くことも必要です。優先順位をつけて取り組み、優先順位の低いものはなるべく手を抜くようにしましょう。そうするだけでも、だいぶ楽になるはずですよ。真面目な人ほど怠けているように感じてしまうかもしれませんが、自分の心と身体を健やかに保つために必要なことです。

また、梅雨をどう過ごすかって、とても大切です。梅雨の不調を引きずってしまうと、夏バテに繋がる恐れもあるからです。心と身体の声にしっかり耳を傾けて、自分を労わってあげてくださいね。梅雨のだるさに負けず、健やかに楽しく過ごせますように。


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