花粉症で憂うつにならないように、しっかり対策しよう~おすすめ食材はごぼう

花粉症

春は花粉症でつらい

温かくなり春を感じられるようになりましたね。過ごしやすくなりましたが、花粉症の人にとっては憂うつな時期かもしれませんね。今年は花粉の飛散量が「10年に1度のレベル」と言われていて、昨年のおよそ12倍の量だそうです。そのため、多くの人が花粉症で苦しい思いをされていると思います。目のかゆみ、鼻水、くしゃみはよく知られていますよね。そして、頭がボーっとして集中力が低下することもあります。人によっては頭が痛くなったり、お腹を下したり、肌が荒れたりすることもあります。

中にはこれまで花粉症でなかった人もいらっしゃるかもしれませんね。今年は過去最多の花粉量ではないかと言われるほどなので、毎年花粉症の人も、そうでない人も、例年以上にしっかり対策していきましょう。というわけで、今回は花粉症の症状を和らげるための対策をいくつか紹介します。薬を飲んでいる人も多いと思いますが、それ以外の対策を加えることで症状を和らげることができます。まだまだ花粉症のシーズンは続きますので、しっかりケアしていきましょうね。

花粉症におすすめ、ごぼう

花粉症の予防や対策はたくさんありますが、特におすすめなのは『ごぼう』です。ごぼうには腸内環境を整える食物繊維とアレルギー反応を抑えるクロロゲン酸が含まれています。食物繊維をは腸内環境を整えてくれる働きをしてくれます。腸内環境が良くなることで腸の免疫機能も向上するため、花粉症対策に効果的です。また、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸にはアレルギー反応を抑える効果があるため、花粉症対策に効果的です。

クロロゲン酸はごぼうの皮に含まれています。他にも、ごぼうの栄養成分や旨味も多く含まれているので、皮ごと食べると良いですよ。皮は剥いてしまうのではなく、タワシやアルミホイルを使ってしっかり洗えば美味しく食べることができます。包丁の背でこするようにして、こそげ取るのもおすすめです。胃腸の弱い方や、お腹がゆるくなりやすい方は食べ過ぎないよう気をつけてくださいね。

ごぼう茶もおすすめ

とはいえ、忙しいとお料理するのも大変ですよね。皮についている泥を洗ったり、切ったり、調理したりすることを考えると、少し面倒かもしれませんね。そんなときには『ごぼう茶』もおすすめです。最近はスーパーなどでもよく見かけるようになりましたので、手に入れやすいと思います。お茶といっても、ごぼうの味がほんのりするだけなので飲みやすいですよ。いつでも好きなタイミングで飲めるので、ぜひ普段の生活に取り入れてみてくださいね。

生活習慣を見直して継続していくことが大切

残念ながら、花粉症に効果的とはいえ、食べてすぐ効果が出るということはありません。花粉症の予防や症状を和らげるためには、日々の蓄積が必要です。食べ物だけでなく、生活習慣などを見直して継続していくことが大切なのです。まずは基本中の基本である生活習慣の見直して健康的に生活することを心がけましょう。免疫力を高めて体調を整えてあげることが花粉症対策で最も大切なことです。

花粉症の症状を和らげるためだけでなく、病気を防ぎ健康的に過ごすためにも大切なことなので、これを機に意識的に改善していきましょう。特に、睡眠不足が続くと免疫力が低下してしまいます。質の高い睡眠をとるため、ぬるめのお湯に浸かって、しっかり温まるようにしましょう。そして、寝る前のスマートフォンやカフェインの摂取も控えるようにしましょう。

花粉症の症状を和らげるためには、食生活の見直しも必要です。栄養バランスの良い食生活は免疫力を高めるうえで大切なことです。魚、野菜、海藻類など、バランス良く食べるようにしましょう。 また、花粉症の症状を悪化させないためには脂っぽいものや肉類は控えるようにしましょう。香辛料は鼻の粘膜を刺激するため、アレルギー反応を促進させる恐れがあります。

ジャンクフードのような味の濃い食べ物やスパイシーな食べ物はできるだけ控えてください。とはいえ、食生活の見直しはストレスになりやすいです。継続が大切なので、自分のできる範囲で少しずつ実践してみてくださいね。

花粉をできるだけ持ち込まないように

花粉症のシーズンは室内に花粉を持ち込まないよう注意しましょう。外出時は、表面がツルツルした素材の上着がおすすめです。さらに、帽子、眼鏡、スカーフなどで花粉がつかないよう、しっかり対策しましょう。帰宅後は室内に花粉を入れないため、衣類や持ち物についた花粉をよくはたいて家に入るようにしてください。手洗い、うがいはもちろんですが、症状が気になる人はできるだけ早く顔を洗ったりお風呂に入ったりして、肌や髪の毛についた花粉を早く落とすようにしてください。

また、室内に花粉を入れないため、ドアや窓をなるべく開けないようにしましょう。少し不便ですが、換気する際も窓を少しだけ開けて短時間で済ませましょう。洗濯物やお布団も外に干さないようにして、室内干しや乾燥機で乗り切りましょう。花粉の時期は天気予報などで花粉情報をこまめにチェックして、飛散量が多い日は特に注意してください。地域によって差はありますが、飛散量が多い時間帯は午後1時から3時頃だそうです。できるだけ外出は最低限にして、花粉から身を守ってくださいね。

花粉症対策は継続することが大切

今回紹介した対策は症状を和らげるためのもので、決して治療ではありません。症状が重い方はガマンせず、病院で診察を受けてください。花粉症に悩まされて憂うつになることもあると思いますが、しっかり対策して上手に付き合っていきましょう。花粉症対策は継続することで効果が期待できます。ぜひ、自分のできる範囲でコツコツ取り組んでみてくださいね。


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