この時期は風邪と花粉症に気をつけよう
花粉が気になる時期になりました。毎年花粉症になるという方はそろそろ対策を始める必要があります。今年の花粉の飛散量は去年より多いそうです。なんと、全国的には「10年に1度の飛散量」と言われている地域もあるそうですよ。そのため、これまで花粉症でなかった人も、ある日急に花粉症になるかもしれませんね。人によっては酷くなる可能性もあります。
この時期って、風邪なのか、花粉症なのか、わかりにくいのも辛いですよね。どちらにしろ、放っておくと症状は酷くなるだけです。それぞれの症状に合う薬を飲まなければ、薬を飲んでも回復しません。どちらか判断できないときは、病院に行って適切な処置を受けるようにしましょう。そして、なにより日頃の健康管理を心がけることが対策にもなります。風邪も、花粉症も、より健康的に生活することが大切です。特に、免疫力を高めることが大切です。風邪も、花粉症も、免疫力を高めることが予防になります。免疫力が低下する原因は様々です。一つずつ、チェックしてみましょう。
睡眠不足を解消して、免疫力アップ
睡眠不足が続くと、疲労が溜まって免疫力が低下してしまいます。そのため、睡眠不足が続いてしまうと、風邪や花粉症に限らず、様々な病気のリスクになると言われています。そして、身体だけでなくメンタルにも影響します。睡眠不足が続いてしまうと、身体だけでなく、脳も休まりません。そうなると、ストレスも溜まってしまいますから、良質な睡眠をとることは心と身体の健康を保つためにも必要不可欠なのです。規則正しい生活を心がけ、できるだけ早寝早起きを心がけましょう。
まずは、寝るは１～２時間前には寝る準備を整えるようにしましょう。できるだけ心と身体をリラックスさせるため、照明は暗めにして、あらゆる刺激を避けるようにしましょう。特に、寝る前のスマーフォンの操作は控えるようにしてください。スマートフォンの操作はブルーライトの刺激で目が冴えてしまい、睡眠に悪影響を及ぼします。最低でも寝る30分前には見るのをやめてるよう、心がけてくださいね。また、寝る前のカフェインの摂取は控えるようにしましょう。覚醒作用があるカフェインを寝る前に摂ってしまうと、睡眠の妨げになってしまうからです。コーヒーや紅茶、緑茶などはカフェインが多く含まれています。冷えの原因にもなりますので、ご注意してください。
ついつい夜更かししてしまうという方も多いかもしれませんね。中には、休日だからといって夜更かしして昼頃起きるなんてこともあると思います。しかし、昼夜逆転してしまうと体内時計が乱れてしまい、免疫力を下げる原因になります。さらに朝が苦手だという人も多いですが、適度な運動と入浴で生活リズムを整えて、睡眠不足改善していきましょう。運動といっても、軽いウォーキング程度で構いません。入浴は、ぬるめのお湯に浸かって、しっかり温まればOKですよ。
身体を温めて免疫力アップ、おすすめは生姜紅茶
「冷えは万病のもと」とよく言いますよね。体温が1℃低下すると免疫力が30％以上も低下し、様々な病気にかかりやすくなるそうです。体温が1℃上がると血流が良くなり免疫力が高まります。そして、身体が冷えるとメンタルにも影響します。そうなると、わけもなく情緒不安定になることもあり、ストレスが溜まってしまいます。ストレスが溜まると、睡眠にも悪影響を及ぼし、免疫力の低下につながる恐れもあります。この時期はしっかり寒さ対策していると思いますが、これからますます寒くなります。免疫力を高めるためにも、外側だけでなく、内側からも身体を温めるため、できるだけ身体を温めてくれる食材をとるよう、心がけてくださいね。
おすすめは生姜紅茶です。生姜は身体を温めてくれる食材として最もポピュラーです。紅茶は生姜との相性が良く、生姜の効果をさらに高めてくれます。また、紅茶は身体を温めてくれる作用があるため、温かい生姜紅茶を飲むことで身体を内側からポカポカ温め、免疫力を高めてくれます。生姜の辛みが苦手だという人には黒糖がおすすめです。黒糖も、紅茶同様、生姜の身体を温める作用をより一層高めてくれます。生姜紅茶に黒糖を入れることで味がマイルドになり、また違った美味しさを楽しむことができますよ。
生姜はすりおろして加熱すると、より効果が増します。辛み成分である「ジンゲロール」は加熱することで「ショウガオール」という成分に変わり、身体を温める効果がより増すのです。そのため、生姜を加熱することが大切なのです。ぜひ、熱い紅茶に生姜を入れて飲んでくださいね。できれば飲む直前に生姜をすりおろした方が良いですが、継続することが大切です。時間がないときや外出先の場合はチューブや粉末のものでもOKですよ。1日に2～3回ほど飲むと効果的なので、ぜひ続けてみてくださいね。
自分の心と身体の健康のために
免疫力を高めることは、自分の心と身体の健康を保つうえで大切なことです。今回お話した対策をぜひ実践してみてください。規則正しい生活って、少し難しく感じることもあります。毎日忙しくて、やることも盛り沢山、寝る時間すら惜しく感じることもあるかもしれませんね。とはいえ、良質な睡眠をとることを心がけたり、健康に気を遣ったりするのは、誰のためでもなく自分のためでもあるのです。いっぺんに大きく変えようとする必要はありません。少しずつで構いません。自分のために、できる範囲で始めてみてくださいね。
