職場の人間関係で悩んでいませんか
生きていると色々と悩むことがあります。その中でも人間関係で悩む人が多いと言われています。そして、私たちのストレスの大半は人間関係だと言われてます。特に職場での人間関係って、難しいこともありますよね。色んな人がいるため、自分と合わない人がいるのは仕方のないことではあります。しかし、人間関係で悩むことが多くなってしまうと仕事に行きたくなくて嫌になってしまうこともあります。だからといって、仕事を辞めるわけにもいきませんから厄介ですよね。
特に春は出会いと別れの季節でもあります。職場でも、去る人もいれば新しく入ってくる人もいます。様々な人が交じり合うからこそ、仕事って上手く回ることもありますが、人間関係がストレスになってしまうと仕事にも影響してしまいます。なにより、自分自身がつらいですよね。ということで、今回は職場での人間関係の悩みを解消するための対処法についてお話します。
ほとんどの人はあなたの味方、考え過ぎず気楽に
『2：6：2の法則』というものがあります。どんな集団でも、あなたのことを好きな人は2割、どちらでもないという人は6割、自分のことを好きではないという人は2割いるという法則です。ということは、集団の中で8割の人はあなたの敵ではないということになります。特に、6割はあなたのことを好きでも嫌いでもない人たちです。そのため、適度な思いやりを持って接していれば円滑な人間関係を築いていけるということになります。そして、あなたを好きだと思ってくれる人は2割もいます。その人たちとの関係を大切にして仲良くしていけば良いのです。
わざわざ2割の嫌われている人、6割のどちらでもない人に意識を向けて悩む必要はありません。気にしていたらキリがありません。気にすればするほど、気分が悪くなってストレスが溜まってしまいます。挙句の果てに仕事に行くのが嫌になってしまうことになりかねません。職場とは仕事をするための場所なので、無理に友達のように仲良くしなくても良いのです。色んな人がいるのですから、そう割り切ることも必要です。人数が多い職場の場合、全員と密にコミュニケーションをとることは不可能なので、気にすることはありませんよ。
もし、人間関係に悩むことがあっても、その2割のあなたを好きだと思ってくれる人を心の支えにすれば良いのです。もちろん依存はいけませんが、自分を好きでいてくれる人がいるというだけでも心強いと思いませんか。その2割の人にとっても、あなたは心強い存在でいられるよう、良い関係性を築いていければ良いですよね。職場での人間関係は難しいこともありますが、ぜひこの法則を知っておいて、考え過ぎず気楽に過ごしてくださいね。
ポジティブな態度を貫いて
ときにはネガティブな態度をとられて気分が落ち込むこともあるかもしれません。自分のことを好きではないという人が2割いますから、そのようなことは避けられないこともあります。嫌味を言ってきたり、マウントを取ってきたりして嫌な態度をとる人や、嘘や悪口を言う人、足を引っ張る人がいる場合もあります。そのような態度をとられたら、イライラしたり反論したくなったりすることもありますよね。
しかし、あなたまでネガティブモードになってしまったら、嫌な人たちと同類になってしまいますよね。だからこそ、ネガティブな態度で返すのではなく、ポジティブな態度で返すことを心がけてみてください。行動を変えなければ人間関係の改善はできません。ただ親切にしてくれるのを待つのではなく、自分から相手にポジティブな行動を起こすよう心がけましょう。その行動や心がけは、きっと人間関係が良くなっていくことに役立つはずです。
残念ながら、職場で役に立たない人はいじめられやすいのが現実です。いじめでなくても、あなたの実力を試そうとして無茶ぶりしてくる人もいるかもしれません。面倒くさい仕事ばかり振られてしまうこともあるかもしれません。だからといって、怒ったりイライラしたりしてしまうと余計に風当たりが厳しくなってしまいます。
理不尽だと思って反論したくなることもあると思いますが、めげずにポジティブで返す、仕事で見返すしかありません。まずは自分の仕事に専念したり、職場に貢献できることを考えたりして、一つでも実践してみてください。もちろん、自分に負担がかからない程度で少しずつやっていけばOKです。そのような行動をしたうえで、気になることは信頼できる人に相談するようにしてみてください。
孤独になってしまうと、人間関係のストレスは改善されません。家族や気の合う友人でも良いですし、あなたのことを好きだと思ってくれる2割の人でも良いので、一緒に過ごすことで自分の心を満たしてあげてください。そのような人たちの存在があなたの心の支えになり、気持ちを強くしてくれますよ。当たり前のことですが、簡単には相手を変えることはできません。そのため、良くも悪くも相手のことを理解することが大切です。
相手のことを理解できれば、どう対応すれば良いかわかるようになります。また、相手との距離感も上手く保てるようになります。苦手な人の場合、そういう人だと思って気にせず、距離を置けば良いのです。ただし、あからさまに無視したり、態度を変えたりすると、さらに印象が悪くなる可能性があります。社会人として節度のある対応を心がけ、挨拶や最低限の会話、仕事の話だけの関係になれば、自然と距離は広がっていきます。
先ほどもお話しましたが、集団の中で8割の人はあなたの敵ではありません。あなたの仕事ぶりを評価してくれている人もいるはずです。一部の人のネガティブな態度に振り回されるよりも、理解を示してくれる人もいるということを忘れないでくださいね。周囲からどう思われているか気にし過ぎず、職場でも自分らしく過ごしくださいね。
