誰かと比べるクセを手放して、自分の物差しで人生を切り開こう ~自分らしさを大切に~

比べる

自分と誰かと比べる必要はない

つい自分と誰かを比べてしまうこと、ありますよね。そして落ち込んでしまうこともあります。
自分の人生ですから、自分の考えで進んでいけば良いということは、おそらく誰もが知っていることですが、どうしても誰かと比べてしまうこともあります。もはや、それがクセになっているのかもしれませんね。

しかしそのようなクセがついてしまったのは、決して自分だけのせいではありませんよ。
それは、私たちが社会の中で生きているからです。人と関わって生きているのですから仕方のないことなのです。こればかりは、どうにもなりませんよね。

とはいえ、自分を周りにいる人と比べて優劣をつけてばかりいては心が疲れてしまいます。
そして自分自身をジャッジし続けると、自己肯定感も下がってしまいます。
自分の心に負担をかけないよう、人と比べるクセは早めに直す必要があります。

人には、それぞれ人生の課題があります。置かれている環境だって違うのですから、誰かと比べる必要はないのです。
誰かに目を向けるのではなく、自分の人生に目を向けてくださいね。
自分のペースで成長していけば良いと許可して、自信を持って進んでいきましょう。

自分の人生に集中して、自分の物差しで判断し切り開いていくことができれば、幸福度が高まっていきます。
そうすれば、自ずと人と比べるクセを手放せるようになりますよ。

 

ときには競争も必要だけど

子供のときは、学校の試験やら運動会やらで順位をつけられていました。
それにより、私たちは幼い頃から周りの人と自分を比べて優劣をつけられるという体験をしてきました。

競争することは、決して悪いことばかりではありません。お互いを高め合うために、ときには競争することも必要です。競争することで、秀でた才能が評価されることにもなります。評価されることでモチベーションも高まりますし、才能のある者同士、切磋琢磨することもできます。
良い刺激として受け入れることができれば、競争することで才能を高め自己成長に繋げることができますからね。

しかし、競争に勝つ者もいれば、負ける者もいます。当たり前ですが、いつだって自分が優位に立てるわけではありません。ときには勝てっこない相手に遭遇することもあります。
そうなると、良い順位を取れないときもありますし、ビリになってしまうこともあります。
人によっては、それを失敗体験として記憶してしまい、その繰り返しで自分に劣等感を抱いてしまうことにもなるのです。

また勝つことだけに固執するのも良いとは言えません。
「勝たなくてはいけない」とか、「一番にならないといけない」と思って、自分に過度なプレッシャーをかけてしまうことになります。才能があっても、しんどいですよね。
ストレスのせいで、上手くいくこともスムーズに進まなくなり、負のループにハマってしまうことになりかねません。

そうならないためにも、勝ち負けにこだわり過ぎない方が良いのです。
ときには負けることだって大切な経験です。負けることで自分を見つめ直す機会を得ることもできるのですから、自分を高めるうえでも必要な経験なのです。

だからこそ、競争の勝ち負けにこだわったり、人と比べたりするよりも、自分のことに集中して成長していくことを大切にしてください。他人を気にせず、自分を信じて進んでいけば、自分にとっての「良い流れ」を作ることができますよ。

 

自分の物差しで判断して個性を伸ばそう

自分の人生ですから、人と比べて判断する必要はありません。あくまでも参考程度に捉えて、自分の物差しで考え判断することが大切です。誰かに目を向けて自分と比べて判断するのではなく、自分自身に目を向けて進んでいけば良いのです。

人と比べてばかりいては、自分の個性を伸ばすことができなくなります。
世間一般的なイメージや、「普通」を意識するのではなく、自分の個性を伸ばしていきましょう。
ときには「変わっている」とか「浮いている」と冷やかされることもあるかもしれません。
しかし、そんなこと気にする必要はありませんよ。
むしろ自分の個性を押し殺してしまうことで息苦しくなり、ストレスを溜めてしまうことになるのです。それだけでなく、心を病んでしまうことだってあるので、自分の個性を尊重して伸ばしてあげてくださいね。

自分の個性を伸ばしていくためにも、人と比べて自分をジャッジするクセを手放しましょう。
自分の良いところも、ダメなところも、全部ひっくるめて自分なのですから。
いまの自分で良いと許可して、自分に自信を持ってください。
そうすることで、人の目を気にしたり比較したりすることなく、堂々と自分の個性を伸ばしていけるようになることでしょう。

自分の人生の主役は、紛れもなく自分自身です。だからこそ、誰かと比べる必要はなく、自分のペースで進んでいけば良いのです。誰かに目を向けるよりも、自分のことに集中して、人生を切り開いていきましょう。
そうすることで、自分だけでなく、周りにいる人たちのことも、いま以上に大切にすることができますよ。

 

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