ポジティブの強要からは逃げてOK! しんどいときほど「自分のペース」を大切に!

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心身の回復のペースは人それぞれ! 焦って無理してはダメ!

誰にでも体調やメンタルが優れないときがあります。
仕方のないことだと頭では理解していても、無理をしてしまうことってありますよね。

でも、無理してしまうことで、かえって不調が長引いてしまったり、症状が酷くなってしまったりすることもあります。

そうならないためにも、体調や気分が優れないときほど、自分のペースを大切にして、しっかり自分を癒してあげてください。

人それぞれ、回復にかかる時間は異なるのは当たり前のことです。
自分のペースで元気になっていけば良いのです。
もし、スムーズに回復しなくても、焦りは禁物です。

よく、親とか親戚のおばさんとかから聞く「気の持ちようだよ」という言葉。
この言葉がかえってプレッシャーになってしまい、余計に気を病んでしまうこと、ありますよね。

たしかに、「病は気から」ということわざには、「気をしっかり持たないと病気が治りにくくなる」とか、「心配し過ぎたり、悩み過ぎたりすると病気になる」という意味合いはあります。

しかし、決して無理をしろという意味ではありませんよね。
心身の不調を、気合いや根性で乗り越えようとすると、無理が生じて悪循環にハマってしまいます。

自分のペースで大切にすることを意識して、他人の言葉に振り回されないよう、自分軸で考えるようにしてください。
自分がしんどいと思うなら、回復するまで休んだり、無理しないで済む方法を考えたりして、対処すれば良いのですからね。

また、心や身体がしんどいときは、「頑張れ」という言葉はスルーして良いです。
だって、もうたくさん頑張ってきたのですから。

しんどくなってしまったときは、他人の言葉に振り回されたり、周りのペースを気にしたりすることはやめましょうね。

 

ポジティブを強要する人に気をつけて!?

世の中にはポジティブな人はたくさんいらっしゃいます。
一緒にいると明るく楽しい気持ちにしてくれる、お日様みたいな人っていますよね。

しかし、中には「ポジティブを他人に強要する人」もいるのです。
調子が悪いのに無理にポジティブになろうとすると疲れてしまうので、そのような人に遭遇したら距離を置くことをお勧めします。

自分の感覚に従って判断すれば大丈夫。
その人といて楽しいか、もしくは疲れたり苦しくなったりしないかで判断してください。

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その人といて楽しいのなら、一緒に過ごす時間、その人からポジティブパワーをたくさんもらって自分の元気の源にしちゃえば良いのです。

しかし、その人と一緒にいて疲れたり苦しくなったりするようなら、無理に一緒にいる必要はありませんよ。

体力や気力に余裕がないときは、自分の直感を大切にして、自分のことを優先してあげて良いのです。

無駄に疲弊しちゃうのは、自分の心が無意識にその人から逃げたがっているからです。
そんな自分を責めず、許してあげてくださいね。

必ずしもポジティブ思考がいつも正しいわけではありません。
ポジティブでいることを気にするより、「いまの自分」を受け入れてあげることの方が大切です。

自分自身の心と身体を、もとの心地良い状態に戻すことを意識してください。
そのためには、自分の「しんどい部分」をきちんと把握して、休ませてあげたり癒してあげたりしてください。

大切なことなので何度も繰り返しますが、たくさん頑張ったのですから周りは気にせず、自分のペースで回復していきましょう。

 

心と身体がしんどいと幸福感を感じにくくなる!?

人は、人によって、幸せにも不幸にもなれます。
でも、自分の幸せは自分自身で決められます。
自分のことを幸せにしてあげられるのは、他でもない自分自身なのです。

決して、自分の幸せを他人にゆだねてはいけません。
幸せを願うなら、つねに自分軸で考え、判断することが大切なのです。

他人の目を気にしたり、他人の力に依存したりせず、自分が心地良く過ごせるようにすることを最優先してください。

どんな状況であっても「自分は幸せになる!」と決めてください。
そして、自分で決断して自分の力で自分のことを幸せにしてあげてください。

そうやって、自分を解放させ、「自分で自分のご機嫌を取ること」ができれば、それに見合った幸せな状態が引き寄せられるはずです。

心と身体がしんどいと、幸福感を感じにくくなることもあります。
心と身体の不調がいつまでも続くようなら、自分自身の在り方について見なおす時期なのかもしれません。

つねに自分自身を第三者と考え、客観的に見ることです。
自分を客観視することができれば、自分の現状を冷静に把握することができるので、無理をしたり、他人に振り回されたりすることが無くなります。

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周りの人に気遣いできる人ほど、自分のことを後回しにしてしまい、無理をしてしまいがちです。

そうやって気遣いできる優しい人が幸せになれるはずなのに、無理をしてばかりいると心身の不調をきたして回復しにくくなり、幸福感を感じにくくなってしまいます。

自分の心地よい状態を保てれば、自分の幸せはもちろんですが、周りの人にも良い影響を与えることができます。
反対に、あなたが無理をすると、周りにもイライラやモヤモヤが伝染してしまうこともあるので、やはり調子が悪いときは無理しないことが一番なのです。

つらいときほど自由に羽を伸ばして、心も身体もリラックスしましょうね。

 

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