女性の美容と健康にも効果的!?　シナモンの香りで癒されて美しくなる!!

痛みを和らげてくれる効果も

シナモンは鎮痛剤の役割をしてくれるので、女性の大敵である頭痛や生理痛にも効果的です。
血行を促進する作用があるので、冷えや肩こりにも効果的です。
殺菌作用や解熱作用もあるので、風邪の予防や改善にもなります。
ちなみに、女性に多い膀胱炎の悩みも解消してくれます。

癒し効果、記憶力を高める効果が得られる

シナモンの香りは疲れた心を癒してくれます。
落ち込んでいる時や前向きになりたい時におススメの香りです。
気力を回復させ、気持ちを高めてくれます。

また、シナモンにはアルツハイマーの原因となるタウタンパクを分解する作用があります。
香りを嗅ぐだけでも脳の認知機能や記憶力、集中力を高めてくれます。

血糖値を減らす効果を得られる

1日たったの1gのシナモンで糖尿病患者の血糖値を18％～21％も減らす効果があることが多数の研究によって証明されています。
細胞がインシュリンに対して、より敏感になるよう血統のコントロールをしてくれます。

口臭予防に効果的

シナモンの抗菌作用により、口臭を引き起こすバクテリアを減少させる効果があります。
1カップの水にシナモンスティックを5本入れ、5分ほど加熱してください。
沸騰させたものを冷ましてマウスウォッシュにすると口臭予防の効果が得られます。

防虫剤や防腐剤にも

シナモンの香りに含まれている「シナムアルデヒド」という成分には高い防虫効果があります。
また、お料理にシナモンを加えると、細菌の増殖を遅らせることができるので日持ちがよくなります。

嬉しい健康効果が多数あるシナモンは、世界でももっとも古くから知られているスパイスと言われています。
クスノキ科の常緑樹の中でも、特に芳香性に優れた樹皮を乾燥させて作られた香辛料です。

ちなみに、シナモンは漢方薬としても利用されています。
漢方薬で利用される際は、シナモンではなく桂皮と呼ばれています。

桂皮（シナモン）は漢方薬によく用いる生薬です。
よく知られている葛根湯や、婦人病に用いる桂枝茯苓丸（ケイシブクリョウガン）などにも配合されています。

薬にも利用されているシナモン。
やはり「スパイスの王様」、さすがです。

「そういえば、シナモンとニッキって似ているな～!?」と思われた方、いらっしゃいませんか。
単に呼び名が違うだけで同じなのか、似ているけど実は別物なのか、疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、どちらも同じクスノキ科の常緑樹ですが、産地と原料が異なります。
シナモンはスリランカのセイロン肉桂（ニッケイ）が原料で、ニッキは日本産肉桂が原料です。

そのため、味や成分も異なります。
シナモンはあまり辛くなくマイルドな風味ですが、ニッキは少し辛くてスッキリした感じです。

成分はほとんど同じですが、シナモンだけオイゲノールという成分が含まれています。
シナモンの独特の風味はこのオイゲノールという成分によるもので、ニッキには含まれていません。

シナモンのお菓子と、京都の八つ橋やニッキ飴が何となく違うと感じるのは原料が違うからなのですよ。

美味しいだけでなく、様々な効果が得られるシナモン。
美味しくて気軽に健康効果を得られるなんて、お得ですよね。
ぜひ、生活にとり入れてみてくださいね。

ただし、美味しいからといって食べ過ぎないように気を付けてくださいね。
シナモンの過剰摂取を長期間続けると、シナモンに含まれるクマリンの影響で肝障害になる可能性があるのでご注意ください。

通常の食事で、スパイスやお菓子として食べる量でしたら問題はありません。
問題は、サプリメントなどの健康食品です。
通常の食品よりも成分を濃縮している場合もありますので、商品に表示されている摂取目安量を守り、過剰摂取しないように注意してくださいね。

何事も程々に楽しんだり、頑張ったりしながら、元気に過ごしていきましょうね。