「ペクチン」は腸内環境を整え、コレストロールを排出する作用や便秘や大腸ガンを予防する効果があります。
「ムチン」は荒れた胃腸を修復し、胃腸の働きを良くする効果があります。
また、皮膚のヒアルロン酸に働きかけてくれるので、紫外線予防、脱水症状にもなります。
満腹感を感じやすく、食欲が落ちやすい梅雨や夏の時期にも食べやすい野菜です。
オクラと同じように、ネバネバ成分が豊富な納豆や長芋と合わせて食べると効果倍増です。
少量でもボリューム満点で栄養バランスもバッチリです。
その他にも、βカロテンやカリウムやビタミン類が豊富なので、美肌効果が期待できます。
カルシウムも豊富なので、ストレスやイライラを和らげる効果もあります。
美味しいオクラの選び方
なるべく鮮やかな濃い緑色のもの、産毛がしっかりと残っているものを選びましょう。
また、ヘタの部分がピンと張っていて、切り口もみずみずしいものが良いです。
切り口や部分的に茶色くなっているものは古くなっている可能性があります。
大きさは小さめの方が無難です。
大き過ぎるものは、育ち過ぎて苦味が出始めるので、あまり美味しくないです。
小ぶりで柔らかく、弾力があるものを選んでください。
オクラの下ごしらえ
オクラにはチクチクした産毛があります。
使う前に塩をこすりつけるようにして洗うと、産毛が綺麗にとれ色が鮮やかになります。
2%の塩加減(水1Lに塩20g)で茹でてください。
沸騰した熱湯に入れ、2分くらいで茹であがります。
2分くらいで茹でると、オクラのネバネバ感や歯触りも残り美味しく食べられます。
茹であがったら、冷水に一旦さらしてください。
ぬるいくらいで大丈夫なので、すぐに水から出してザルにあげてください。
浸したままにしておくと、水っぽくなってしまうので気をつけてくださいね。
オクラの保存方法
オクラは暖かいところで採れる野菜なので、5℃以下になると低温障害を起こすことが多いので、保存の際は温度に注意してください。
冷蔵庫に入れる場合は「野菜庫」に保存するようにしてください。
ただし、切ったり刻んだりしたものは傷みが早いので、タッパーや密封袋などに入れ、冷蔵庫で保管し、2~3日以内に食べきりましょう。
オススメは冷凍保存!
茹でたオクラを冷凍するときも下処理をしてください。
塩をこすりつけ、水洗いして産毛がとれたオクラを熱湯に10~15秒程度くぐらせます。
お湯からあげたオクラを冷水にさらすと水っぽくなってしまいます。
もし、早く冷ましたい場合はザルにあげてからうちわであおいで冷ましてください。
お湯からあげたオクラの粗熱をとり、一度に使う分量ごとに小分けしてラップで包み、さらにフリーザーバックに入れて冷凍庫で保存します。
茹でたオクラの冷凍保存期間は1ヶ月が目安です。
食べるときは、特に解凍する必要はありません。
おひたしなど、火を通さない料理の場合は冷蔵庫で自然解凍してください。
火を通す料理の場合は凍ったままのオクラをそのまま使ってください。
炒め物や汁物などに凍ったまま使っても、風味を損なわず美味しく食べられます。
いつものレシピに足してあげるだけで、より一層ヘルシーになりますよ。
だるくても自分を気づかってあげて
身体がだるいと色々なことが、おっくうになりがちです。
特に自分のことになると、「まぁ、いいか……」と思ってしまうこともあるかもしれません。
適度に「適当」なのは良いのですが、自分の心身の健康に関わることは出来るだけ気づかってあげるようにしてくださいね。
適当過ぎて「疎か」になってしまうと、自分の心身の健康を損ねてしまう恐れがあるからです。
例えば、だるいからといってレトルト食品ばかり食べていたら自分の身体がかわいそうです。
気合を入れて無理する必要はありませんが、ほんの少しだけ自分のためにできることをしてあげるよう心掛けてみてくださいね。
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